2018年03月17日17時37分掲載  無料記事
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コラム

安倍首相にとって危険なのは非武装の市民でなく、銃を持った警官ではないか

  安倍首相は首相官邸の前で警備する大量の警察官に囲まれて安心と思っているかもしれないが、武装しているのは市民ではなく警察官であり、警察官の中に安倍政権が腐敗していると思っている人がいないとは言い切れないことを想像すべきではないか。極右による政治家の殺害は過去に起きた出来事である。 
 
  同様のことは自衛隊内部からの反安倍クーデターの可能性である。改憲を望む自衛官がいたとしたら、安倍首相と昭恵夫人をクーデターで拘束し、力づくで政界から引退させるかもしれない。そして安倍政権を生み出した戦後憲法と戦後政治をご破算にして軍事組織と「有識者」で憲法制定会議を召集。軍事クーデター暫定政府のもとで新憲法を起草し、国民投票にかけようと考えるかもしれない。これは安倍首相の負のイメージを逆に丸ごと回収して利用しようという試みの可能性である。 
 
  以上のようなことは単なる空想に過ぎないが、様々な空想をすることで次に何が起きうるか、考える資料にはなるのではないか。日本会議にとって目標は改憲であって、安倍政権の維持ではない。安倍首相で改憲の道が不可能なら、極右勢力は次の策にそろそろ移る頃ではないのだろうか。それが何かは不明だが。安倍首相夫妻は極右勢力にとってお荷物になってきたはずである。安倍政権での改憲はもう実質不可能だろう。半世紀に渡ってコツコツ改憲に向けて取り組んできた極右の人々にとって安倍政権の痴態はまさに悪夢を通り越している。彼らの思う美しい日本に泥を塗る事態だからだ。仲間うちでの流血の惨事にならないことを祈るのみだ。 
 
 
南田望洋 
 
 
■特集・警察庁長官銃撃事件  元オウムの現職警官が関与か 
https://www.jiji.com/jc/v2?id=20100222national_police_agency_05 
 
■朴正煕暗殺事件  部下によって射殺される 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%B4%E6%AD%A3%E7%85%95%E6%9A%97%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6 
  1979年10月26日に大韓民国のソウル特別市で、朴正煕大統領と車智鄲臈領府警護室長が金載圭大韓民国中央情報部部長によって殺害された 


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