2018年08月08日21時23分掲載  無料記事
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市民活動

川崎市で開かれるイスラエル軍事見本市「イスラエル防衛&国土安全保障エキスポ」中止の署名をお願いします

 川崎市とどろきアリーナで8月29・30日、「ISDEF JAPAN」(イスラエル防衛&国土安全保障エキスポ)が開かれます。イスラエルは武器輸出大国であると同時に、パレスチナの人びとに武力行使を繰り返し、おびただしい殺傷と破壊を積み重ねてきました。今回の見本市は殺傷と破壊で培った技術とシステム「テロ・サイバー攻撃対策」を前面に出したものです。市民団体「武器輸出反対ネットワーク:NAJAT」は川崎市への展示会施設利用取り消し申し入れを行い、署名活動を進めています。以下、NAJAT代表杉浦浩司さんからの要請です。(大野和興) 
 
武器輸出反対ネットワーク(NAJATの杉原浩司です。 
 
8月29・30日に開催が予定されているイスラエルの軍事見本市「ISDEFJAPAN」に反対し、川崎市に施設利用許可の取り消しを求める行動を続けています。8月2日には川崎市役所を訪れ、福田市長あての要求書と展示内容、出展企業の情報開示を求める要望書を提出(要求書への回答期限は8月9日)。その後、記者会見も行いました。 
 
 翌日3日にはシンポジウムを開催。会場となるとどろきアリーナ周辺の住民も含めて120人が参加し、活発な討論が行われました(ぜひ動画をご覧ください)。シンポを通して、イスラエルが実戦と軍事見本市をリンクさせてきた実態や、「セキュリティ」という言葉が血生臭さを消し去る点などが改めて浮き彫りになりました。参加者の強い危機感と福田川崎市長の「問題ない」との断言の間にある途方もない落差をどう埋めるか。ここからが正念場です。 
 
確実に広がっている反対の声をさらに強めて、福田市長に利用許可の取り消しを迫っていきたいと思います。ネット署名の拡散をお願いします。 
 
 
◆緊急ネット署名 
川崎市は「イスラエル軍事エキスポ」へのとどろきアリーナの利用許可を 
取り消してください[締め切りは 8月13日(月)] 
https://goo.gl/ZmDJcg 
※8月7日1時現在、3000人の手前まで来ました。さらに伸ばしていきたいです。まだの方はぜひ、既に署名された方は繰り返しの拡散を! 
 
◆紙の署名も始めました。こちらからダウンロードを。 
http://chechennews.org/sharedoc/2018_isdef_petition.pdf 
[締め切りは同じく8月13日(月)] 
 
 
 
◆対テロ展への施設提供取り消しを 市民団体、川崎市長に要求書 
(8月3日、神奈川新聞) 
http://www.kanaloco.jp/article/350755 
※同日の東京新聞川崎版にも要求書提出と会見の記事が掲載されました。 
 
◆8月3日のシンポジウムの動画(UPLANさん撮影)はこちらから 
https://www.youtube.com/watch?v=DLC1dzPrPN0 
※冒頭の動画上映に続き、奈良本英佑さん、杉原、首藤久美子さんの報告 
と質疑応答。報告も20分ずつとコンパクト。ぜひ広めてください! 
 
◆8月2日 福田紀彦川崎市長記者会見 
https://www.youtube.com/watch?v=4ltXOA5unkc&feature=youtu.be 
(イスラエル軍事見本市に関する質疑:36分40秒頃〜42分頃まで) 
※「問題ない」を連発。回答の内容も態度も見ておいた方がいいです。 


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