2018年10月08日11時52分掲載  無料記事
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トランプ政権を崩壊に追い込む?  M・ムーアの新作「華氏119」が11月2日緊急公開 上林裕子

 アポなし突撃取材のマイケル・ムーア監督がトランプ政権を崩壊させるために作った新作「華氏119」が11月2日(金)全国公開される。表題の「119」はトランプ氏が米大統領選の勝利宣言をした日をあらわす。 
 
 ムーア監督といえば、ブッシュ政権を痛烈に批判した「華氏911」、米国の銃社会をテーマとした「ボウリング・フォー・コロンバイン」、医療問題に鋭く切り込んだ「シッコ」など、アポなし・突撃取材で社会の病巣を鋭く抉り出してきたドキュメンタリー作品で知られる。 
 
 トランプのこれまでの数々の暴言……「世界は俺を中心に回っているんだ」「メキシコ人は麻薬や犯罪を持ち込む。国境に万里の長城を作ろう。費用はメキシコに払わせるさ」「世界同時株安は中国、お前らのせいだ」「地球温暖化?あんなものは嘘っぱちだ」 
……などに眉をひそめながらも「いつものことさ」と、トランプ慣れをしているうちに「トランプの術中にはまっている」とムーア監督は警告する。 
 「この映画が公開されればトランプ王国は必ず崩壊するだろう」とマイケル・ムーア監督が命がけで突撃するこの映画、公開が待たれる。 


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