2019年01月09日22時42分掲載  無料記事
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人権/反差別/司法

現地調査報告会:フィリピン・バナナ生産の真実  住友商事系バナナブランド 「スミフル」労働者らが直面する人権侵害 〜偽装請負、銃撃、放火、そして900名一斉解雇

■現地調査報告会:フィリピン・バナナ生産の真実 
 
住友商事系バナナブランド 
「スミフル」労働者らが直面する人権侵害 
〜偽装請負、銃撃、放火、そして900名一斉解雇 
 
2019年1月15日(火)18:30〜20:30 
連合会館 4F 402会議室 
http://www.parc-jp.org/freeschool/event/190115.html 
日本で最大のシェアを誇る住友商事系バナナ事業者「スミフル」―。 
そのフィリピン・ミンダナオ島、コンポステラ・バレー州のプランテーションでは 
労働者らが数多くの人権侵害に直面しています。 
 
私たちの食卓にのぼるバナナの安さには 
労働者らが低賃金で働かされているだけでなく 
日本で言うところの「偽装請負」による 
違法な雇用体制が長年継続されてきたことも 
明らかになりました。 
 
労働者らはその問題を司法に訴え、 
2017年には最高裁で勝利し、 
正規雇用を勝ち取ったかのように見えました。 
 
しかし、スミフルの現地法人は最高裁の判決も無視して、 
労働者らはいまだに非正規のままです。団体交渉にも応じていません。 
労働者らはその不条理に怒り、ストライキの形で抗議をしました。 
すると突然ストライキに参加した組合員を狙って 
何者かによる銃撃事件が複数起き、 
組合事務所・住宅が放火される事件も起きています。 
そして、声を上げ続ける労働者らは事実上解雇されています。 
 
これら一連の事件の実態、 
そして非正規の労働者らが追い込まれてきた労働環境について 
2018年12月に現地を訪問し、 
聞き取りすることで明らかになったことをご紹介します。 
 
バナナを毎日食べている方にこそ知っていただきたい! 
現地の実態と労働者らが今まさに直面している問題をご報告します。 
 
 
■日時:2019年1月15日(火)18:30〜20:30 
 
■場所:連合会館 402会議室 
https://rengokaikan.jp/access/ 
 
〒101-0062 
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 
 
東京メトロ千代田線 
「新御茶ノ水駅」B3出口(徒歩0分) 
 
JR中央線・総武線 
「御茶ノ水駅」聖橋口(徒歩5分) 
 
■報告者: 
松本光(FoE Japanスタッフ) 
田中滋(アジア太平洋資料センター事務局長・理事) 
 
■参加費:一般1000円〜、PARC・FoE Japan会員500円〜 
※本報告会参加費は現地で職を失った労働者とその家族への支援金とします 
 
■申し込み: 
下記のフォームにて送信いただくか、 
メール、電話にてPARC事務局へお名前と申込人数をご連絡ください。 
http://www.parc-jp.org/guidance/form06.html 
 
■共催: 
アジア太平洋資料センター(PARC) 
国際環境NGO FoE Japan 
Fair Finance Guide Japan 
 
■協力: 
エシカルバナナ・キャンペーン実行委員会 
 
■お問い合わせ 
特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC) 
〒101-0063東京都千代田区神田淡路町1-7-11東洋ビル3F 
TEL:03-5209-3455/FAX:03-5209-3453 
office@parc-jp.org 
 
※本報告会は一部スウェーデン国際開発協力庁(SiDA)の助成を受けて開催いたします 


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