2019年03月13日21時57分掲載  無料記事
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欧州

フランスの眼科医35人がマクロン大統領にフラッシュボールの使用一時停止を求める請願書を送る

  france bleuの報道によると、フランスの眼科医35人がマクロン大統領に、「黄色いベスト」を鎮圧するためこれまで使用してきたゴム弾(「フラッシュボール」と呼ばれることが多い)の使用の一時停止を手紙で請願した。また地方都市のブザンソンでは看護師らと「黄色いベスト」参加者たちによる「フラッシュボール」使用禁止を求める集会を行われたと言う。 
https://www.francebleu.fr/infos/societe/un-ophtalmologiste-demande-un-moratoire-sur-les-lbd-a-emmanuel-macron-1552205709?utm_medium=Social&utm_source=Facebook&fbclid=IwAR02o_0W83yMQJUj747g2_MqdKXG4It4xPqv1BjawZ7edBcfREJlGlCGwKI#Echobox=1552220595 
  この記事でも触れられているが、フラッシュボールが顔面に当たって失明した人が多数に上っており、さらに頬や額などに重い傷を受けて地面に倒れ落ちる人もいる。その意味でゴム製だとしても危険な兵器であり、ブザンソンの医師は記事によると、それらの目の負傷は決して「偶然」とか、「不慣れ」によるものとは思えない、と発言しているのが注目される。国連の人権高等弁務官も負傷の実態調査を要請したばかりだ。 


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