2019年07月08日16時41分掲載  無料記事
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国際

香港「雨傘運動 / デモシスト」の周庭(アグネス・チョウ)さんが日本テレビのコメントに対して異論をツイッターで発表 

  今朝、日テレの「スッキリ」で香港の昨日のデモの話題が出ました。コメンテーターの橋本五郎さんからの 
 
1.改正案は既に事実上撤回した; 
2.デモ参加者は過激派だ; 
3.デモ隊は、条例の事実上の撤回の後、さらに行政長官の辞任を求めている、 
 
 について (以下は周庭さんのメッセージです) 
 
 
1.改正案は撤回されていないです。政府は「延期」を発表しただけで、来年の夏までに可決されなければ、そこで初めて法案は自動的に失効となります。 
 
2.昨日23万人がデモに参加しました。家族連れも含む幅広い世代の市民がいました。デモ行進も平和的でした。 
 
3.6月16日の200万人のデモの前に、香港市民は既に5つの要求を出しています: 
 
1. 改正案の完全撤回 
2. 警察と政府の、市民活動を「暴動」とする見解の撤回 
3. デモ参加者の逮捕、起訴の中止 
4. 警察の暴力的制圧の責任追及と外部調査実施 
5. 林鄭月娥の辞任と民主的選挙の実現 
 
その5つの要求は、今まだ1つも叶っていないのです。 
 
  実際、今香港で毎週10万人以上のデモが起こっているのは、香港政府が自ら作り出した統治の危機によるものです。 
 
  日本の皆様には、マスコミでコメントをする前に、ちゃんと香港の状況を理解していただきたいのです。お願いします。 
 
周庭さんのツイートから 
 
 
■アグネス・チョウ(周庭)香港デモシストメンバー 会見 2019.6.10  香港の大規模デモの理由は?  jnpc 
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