2020年05月01日19時36分掲載
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環境
環境NGOが連続オンラインカフェを開始
新型コロナウイルスの感染拡大が止まない中、市民団体の活動にも影響が及んでいる。緊急事態事態宣言が発令されて以降、政府による外出自粛がより一層厳しくなり、これまで通り集会やデモを行うことが難しくなった。
こうした中、国際環境NGO「FoE Japan」は、オンラインミーティングなどで用いられるクラウドサービス「Zoom」を活用したオンラインカフェを開催している。
4月27日に開催された第1回目「今だから話そう！気候変動と私たちの社会」では、世界的に問題となっている気候危機に関する議論が行われた。また、本日開催された第2回目「電気を変えて、社会を変えよう！〜パワーシフト入門」では、再生可能エネルギーの現状について議論が交わされた。講師を担当したFoEの吉田明子氏は、「私たちが安い電力を求めることは、石炭火力や原子力の推進に繋がってしまう」と指摘し、「オンラインカフェが再エネについて知る良い機会になれば」と再エネの必要性を訴えた。
新型コロナの影響により、各市民団体が例年通りの活動を展開できない中、「Zoom」をはじめとするオンラインサービスは、人と人を繋ぐために欠かせないモノとして認識され始めている。外出自粛や3密回避がいつまで続くか分からない今、市民団体はオンラインによる活動を積極的に取り入れてみるのも一つの手かもしれない。
ちなみに、FoEによるオンラインカフェは第6回目まで（5月1日時点）予定されている。日程は以下のとおり。なお、事前申込みが必要なため、詳細は以下のURL参照。
◯第3回
日時：5月4日（月）15:00〜16:30
テーマ：「新型コロナとフィリピンの人権状況」
◯第4回
日時：5月15日（金）15:00〜16:30
テーマ：「日本にもあった！違法伐採」
◯第5回
日時：5月21日（木）15:00〜16:30
テーマ：「大規模バイオマス発電が森を壊す」
◯第6回
日時：5月29日（金）15:00〜16:30
テーマ：「パーム油と認証制度ー現地調査から学ぶ」
https://www.foejapan.org/event/supt/onlinecafe2020.html
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