2020年06月20日15時14分掲載
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コラム
安倍首相は辞任後は北方領土で暮らしたらどうか? その2
安倍首相がもし辞任することがあれば、残りの人生は北方領土返還のために北方領土に移住して骨を埋めるつもりで地元の人々と民間人としての友好親善しながら、ゆっくりと交渉のヒント探しをしたらどうか、と書きました。安倍首相は昨年9月、「ゴールまでウラジーミル、2人の力で駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか」とプーチン大統領に語りかけたように、プーチン大統領とは何度も会談し、友情があるのかもしれません。ですから、普通の政治家ならスパイではないかと疑われかねませんが、安倍首相夫妻であればプーチン大統領も国後であれ択捉であれ在留許可を出してくれるのではないか、と思えるのです。逆に言えば、そういうことができるのは安倍さんしかいないとも言えるでしょう。これまで安倍首相を通して交渉に、日本の税金を随分投じてきたのです。
北方領土返還交渉を平和に行うにあたって、過去の交渉経緯はともかく、現状を見ると、�)綿�領土に暮らしているロシア人の理解が必要、��日本国内にある米軍基地の解消、あるいは何らかの変化(返還された北方領土に基地を設置しないなどの条約とか法律など)が必要なのではないでしょうか。
ロシア政府は北方領土を返還した後に、米軍基地ができるのはまずい、米軍基地ができないという約束が欲しいと言っていました。課題として、1つは地元ロシア人有権者の理解です。もう1つは国政レベルの要求です。この2つが伴わないと、おそらくロシアは北方領土の返還には応じることがないでしょう。そういう風に考えると、戦争で取り戻すしかないないのではないか、というような挑発的発言を行う国会議員の丸山穂高氏が昨年にビザなしで北方領土を訪れたことは安倍首相の平和交渉を根底から頓挫させる試みだったと思います。
安倍政権の北方領土交渉の行き詰まりをきちんと分析すれば、北方領土返還には基地をめぐる日米関係の変化が必要であり、もう一つは地元のロシア人との時間をかけた地道な親善交流が必要であることは明らかです。少なくとも親善交流を今後やっていくことは安倍首相にしかできない1つの道ではないでしょうか。可能なら議員バッジを外して、北方領土の島でロシア人に混じって暮らしながら、ご夫婦で10年くらいかけて良い関係を築いて欲しいと思います。それが「ゴールまでウラジーミル、2人の力で駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか」という言葉に中身を、真実を与えることになります。安倍首相はうそばかりと批判されていますが、そうした批判を覆す最後の機会でしょう。
南田望洋
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