2020年08月12日09時46分掲載  無料記事
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中国

止まらぬ中国共産党の大暴走〜香港民主派が相次いで逮捕〜

 香港国家安全維持法(国安法)が成立して約1ヶ月半が経過した8月10日、香港の民主活動家・周庭(アグネス・チョウ)氏が国安法違反容疑で香港警察により逮捕されたと香港メディアなどは報じた。また、同氏以外にも民主派の香港紙「蘋果日報(アップル・デイリー)」を発行するメディアグループの創業者・黎智英(ジミー・ライ)氏らも同法違反容疑で逮捕された。なお、両氏は11日夜、保釈された。 
 
 しかし、これを受け、世界中では中国政府や香港警察に対して、「周氏らを解放しろ」などと批判の声が多数上がっており、Twitter上では、「#周庭氏の逮捕に抗議する」、「#FreeAgnes」、「#FreeAgnesChow」とタグ付けされたツイートが数多く投稿、拡散された。 
 
 周氏らの逮捕について日本政府は、「香港情勢に引き続き重大な懸念を有している」、「今後とも引き続き関係国と連携し、適切に対応していきたい」などと述べるだけで、具体的な対応方針については触れていない。こうした中、周氏らの解放を求める人々がTwitter上で、中国政府に対する抗議声明の発出を求めるメールを、首相官邸HPの「ご意見募集」欄に直接投稿するよう呼びかけている。 
 
 官邸HPの「ご意見募集」欄に、『テーマ』・『ご意見・ご感想』(2000字以内)・『年齢』・『性別』・『住所』(都道府県)・『Eメールアドレス』等を記載して、送信する形式となっている。 
以下、官邸HPのURLを添付。 
 
https://www.kantei.go.jp/jp/iken.html 


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