2020年10月31日22時20分掲載  無料記事
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米国

マイケル・ムーア監督曰く、バイデンのリードは半分に割り引いてみるのが正しい 「世論調査でトランプ支持の数字は常に低めに出てくる」

  ミシガン州と言えば米大統領選の鍵を握る「中西部」の1つで、ドキュメンタリー映画監督のマイケル・ムーアの郷里でもある。大統領選の運動の最終ラウンドで、トランプ大統領もバイデン候補も中西部を回っていると報じられている。 
https://thehill.com/hilltv/rising/523398-michael-moore-says-dont-believe-polls-trump-vote-always-being-undercounted 
  米報道で激戦州の大半をバイデン候補が勝利しつつあるという世論調査が出てきたが、米政治報道のHILL誌ではムーア監督が注意を呼びかけている発言を引用している。たとえばミシガン州でバイデン候補が7ポイントリードしているとしたら、実際は3〜4ポイントのリードだと割り引いて考えろ、と言うのだ。そして、4ポイントの差であれば誤差の範囲でバイデン候補が勝利を固めたと言うことはできないと警告するのである。つまり、バイデン候補に甘い数字が出回っているが、それにだまされて油断してはいけないと民主党支持のムーア監督は言うのである。トランプ支持者は世論調査ではなかなか本音を見せないらしい。そして、両者は予想以上に接戦ということのようだ。 


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