2021年01月14日13時47分掲載  無料記事
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反戦・平和

止めよう!敵地先制攻撃大軍拡 2021年度防衛予算分析会

 政府は、新型コロナウイルスの全国的な感染拡大が収まらない中、国民から求められている生活補償などの対策を後回しにし、7年連続で過去最高額となる防衛予算を組む見通しである。 
 さらに、自民党を中心として、昨年末には敵基地攻撃能力の保有に関して積極的な議論がされており、実質的には、敵の射程圏外からの攻撃を可能にする「スタンド・オフ・ミサイル」の開発を閣議決定するなど、同能力の保有に向けた動きは加速している。 
 こうした中、市民団体「大軍拡と基地強化にNO!アクション2020」は、1月16日(土)午後1時30分から、都内で集会「止めよう!敵地先制攻撃大軍拡 2021年度防衛予算分析会」を開催する予定である。 
 
詳細については以下を参照。 
 
◆止めよう!敵地先制攻撃大軍拡 2021年度防衛予算分析会 
 
日時:2021年1月16日(土) 13時30分〜(13時15分開場) 
会場:としま区民センター403(JR「池袋駅」東口徒歩7分) 
資料代:500円 
※感染予防策をとって開催します。マスク(不織布推奨)必着です。 
 
<報告> 
「2021年度防衛予算の全体像を斬る」 
吉沢弘志(パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会) 
 
「オスプレイ配備に続く陸上自衛隊の再編・増強」 
吉沢弘志(同上) 
 
「海外派兵下で進む中国海軍との対決を想定した海上自衛隊の増強」 
木元茂夫(すべての基地にNOを!ファイト神奈川) 
 
「敵地攻撃力保有と一体となった航空自衛隊の増強」 
大西一平(立川自衛隊監視テント村) 
 
「スタンド・オフ防衛力と総合ミサイル防空能力の向上」 
杉原浩司(武器取引反対ネットワーク[NAJAT]) 
 
「宇宙・サイバー・電磁波領域における軍拡」 
池田五律(有事立法・治安弾圧を許すな!北部集会実行委員会) 
 
「南西諸島軍拡の今」 
横山哲也(戦争に協力しない!させない!練馬アクション) 
 
 菅政権は、新型コロナ災害を無策なままに放置する一方、7年連続過去最高額の防衛予算を組もうとしています。「敵地先制攻撃」ができるものへと自衛隊を再編・増強する大軍拡のためです。この軍拡は、米軍と一体となって南西諸島を「戦場」とする共同作戦を遂行することを想定したものであり、東アジアの緊張激化を招くことにつながります。宇宙やサイバー空間の軍事利用も拡大します。「専守防衛」すら超えて、実質改憲に踏み込むものでもあります。 
 このような敵地先制攻撃のための大軍拡につながる防衛予算を批判的に分析し、その正体を明らかにしたいと思っています。ぜひご参加ください。 
 
【主催】大軍拡と基地強化にNO!アクション2020 
<呼びかけ団体&連絡先> 
有事立法・治安弾圧を許すな!北部集会実行委員会 
 北部労働者法律センター気付 TEL・FAX 03-3961-0212 
立川自衛隊監視テント村 TEL・FAX 042-525-9036 
パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会 
 TEL 090-3509-8732 FAX 047-456-5780 
武器取引反対ネットワーク(NAJAT) 
 メール anti.arms.export@gmail.com 
 TEL 090-6185-4407(杉原) 
 ツイッター https://twitter.com/AntiArmsNAJAT/ 
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