2021年02月02日21時12分掲載  無料記事
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遺伝子組み換え/ゲノム編集

厚労省 GM添加物2品目を承認 18品目が手続き中

 厚労省は2月1日、遺伝子組み換え微生物を使った遺伝子組み換え添加物2品目を承認した。承認されたのは、オランダのDSMのグルコースオキシダーゼ(製パン及び製菓工程における生地の柔軟性改善)と米国のダニスコのキシラナーゼ(パン生地の品質向上)の2品目。食品安全委員会は12月22日、この2品目について「ヒトの健康を損なうおそれはない」とする評価書を決定していた。(有機農業ニュースクリップ) 
 
 
 ・食品安全委員会, 2020-12-22 
  評価書 CF307株を利用して生産されたキシラナーゼ 
  http://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kai20201222fsc&fileId=320 
  評価書 ZGL株を利用して生産されたグルコースオキシダーゼ 
  http://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kai20201222fsc&fileId=330 
 
 今回の承認により、2月1日現在、承認済みの遺伝子組み換え添加物は49品目となる。また、18品目の遺伝子組み換え添加物が食品安全委員会で審査中、あるいは厚労省で承認手続き中だ。 
 
 ・厚労省 
  審査継続中の遺伝子組換え食品及び添加物一覧 
  https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/000730341.pdf#page=2 
  安全性審査の手続を経た旨の公表がなされた遺伝子組換え食品及び添加物一覧 
  https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/000730319.pdf#page=33 
 
【関連記事】 
 ・急増するGM添加物 14品目が承認待ち 
  http://organic-newsclip.info/log/2020/20041032-1.html 


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