2021年05月05日15時45分掲載  無料記事
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国際

【西サハラ最新情報】   ケンタッキー競馬に行った事務総長  平田伊都子   

 アントニオ・グテーレス国連事務総長が、現地時間の5月1日にアメリカのケンタッキー州で行われたケンタッキー競馬にお忍びで行きました。 普通の時なら、「事務総長も賭け事が好きなんだ、、俗物だね」ぐらいで、済む話です。 しかし、世界中をコロナ禍とワクチン禍に巻き込んだ張本人が、コロナ禍でアップアップしている人々を放ったらかしにして<競馬>!? マジっすか? 
 せめて、競馬で儲けたあぶく銭は、インドのコロナ感染者に寄付してください、、 
 
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 2021年5月3日の国連定例記者会見でドゥルシー記者が、「先週末に事務総長はケンタッキーダービー(競馬)に行ったんだって?誰が旅費を負担したの?彼の日程には組まれていなかったじゃない?」と、聞いた。国連事務総長報道官は、「個人旅行だ。ホテル代は彼自身が直接払った」と、答えた。 ドゥルシー記者「どうやってそこに行ったの?ケンタッキーまで?」、報道官「民間航空機で飛んだ」。 ドゥルシー記者、「どこから?」 報道官、「彼はヨーロッパにいて、空き時間でヨーロッパ〜ケンタッキー〜ヨーロッパを<行って来い>した。旅費の追加金など、国連組織に請求書はきてない。彼自身が賄った」 
 奇しくも、ワクチン成金の噂を裏付ける国連事務総長の、競馬旅行がばれてしまった。 
 2021年のケンタッキーダービーは 現地時間5月1日(土曜)にアメリカ合衆国ケンタッキー州のチャーチルダウンズ競馬場で行われた。3歳牡馬の最大目標でアメリカの数ある競走としても最高峰のイベントだ。一等186万$、総額300万$で、今年はメディ―ナスピリット(3歳牝馬)が一着になった。 
 夏のバカンスを目前にした欧米では、コロナで落ち込んだ観光商売を一気に取り戻そうと、ロックダウン(行動制限)を緩和させ始めている。スペインは闘牛を再開させた。 
 ラマダン後にイスラエル・モロッコ間で直行便を飛ばす計画を、両国が発表した。イスラエルは国民の6割がコロナワクチン2回接種を完了しており、モロッコは全人口約34,000,000のうち500万人が接種を済ませている。2020年末に、モロッコは他のアラブ諸国を出し抜いて、アラブの天敵イスラエルと、単独で国交を正常化した。モロッコは直行便で、イスラエル観光客が年間45,000人から200,000人に増えると見積もっている。 
 
▲皀蹈奪海竜濱ぜ腓牢儻客?いいえ、麻薬ハシッシ!: 
 4月30日、モロッコに無料の中国製コロナワクチン・シノファーム50万回分が届いた。 
 モロッコはこれまで7,000,000回分のインド製アストラゼネカと2,500,000回分のシノファームを獲得している、、おまけにリー・チャングリン駐モロッコ中国大使からラマダン(断食月)の食料差し入れが届いた!4月23日に就任した新中国大使は、早々と王室企業団体と正式契約を結び商売を初めている。「援助食料は、本当に困っている家族に、届けて欲しい。そして、共にコロナと戦っていこう、、」と、そつのない中国大使はモロッコのメディア<ラ・コチディアン>に語った。ラマダンが明けたら中国人観光客も見込める、、モロッコ観光省をはじめ、町の不良たちも揉み手をしながらニンマリした。 
 ところが2021年5月2日、モロッコのカサブランカでインドコロナ感染者が2人出た。慌てたモロッコは、ラマダン終了日・5月10日までのロックダウン(行動制限)をさらに一か月伸ばす予定だと発表した。5月4日、インド政府が発表したインドの感染者数は一日が357,229人で、累計感染者数は。20,282,833人に上るという。 
モロッコはインド製アストラゼネカ・コロナワクチンの購入を取りやめた。 
 インドから帰国した日本人男性が、5月3日にコロナで亡くなられた。 
 インドに住む日本人女性が、5月3日、コロナで亡くなられ、在住日本人160人がコロナに感染した。 
 インドもモロッコもコロナのおかげで、観光どころではなくなった。 
 観光客が落とす日銭をカバーするため、モロッコは麻薬摘発に血道を上げている。モロッコが目指す合法的麻薬産業は手間ひまがかかる。が、既にモロッコに蔓延っている麻薬シンジケートを捕まえて麻薬ハシッシを徴収し転売し、逮捕者から高額な罰金を取るほうが、手っ取り早い。5月2日、国境警備隊長が「約1.5トンの麻薬ハシッシを積んだトラック一台と、4人の麻薬密輸業者を逮捕」と発表した。2020年には217トンを摘発したとか、、 
 
今は、2021年?それとも1940年?: 
 コロナ禍で立ちいかなくなっているのは、モロッコだけではない。コロナのおかげで、日本の庶民も収入を絶たれ物価は高騰するで、悲鳴を上げている。そんな時に、ドイツ人のバッハIOC会長が、「これまで逆境を乗り越えてきた日本人なら、厳しい状況も乗り越えられる」と、檄を飛ばした。「オールジャパンで五輪は開催できる」と、途中で五輪を病欠した安部前首相が激を送った。日本の庶民は、「そんなことを言うお前たちだけで、人に迷惑をかけず、勝手にやれ!」と、恨めしい思いで聞き流した。 
 4月30日、東スポを始めとしたメデイアが一斉に、学徒動員を報じた。東スポは、「東京都内の小中学生81万人を観戦者として東京五輪に招待する案が大きな波紋を呼んでいる。 ... <学徒動員って…戦時中かいな><知事は子供を犠牲にして五輪を開催したいらしい>と批判が ... 」と、報じていた。<学徒動員>とは、第二次世界大戦末期、労働力不足を補うために、生徒や学生が軍需産業や食料生産に動員されたことをいう。 
 <オールジャパン>は、国家全ての人的物的資源を政府が統制運用できる<国家総動員法(1938年成立)>を連想させる。 
 そして、東京オリンピック! 今の2021年が、奇妙に第二次世界大戦時に酷似してきた。1940年に日本は東京オリンピックの招致に成功していた。が、第二次世界大戦が勃発し、政府は開催の中止を組織委員会に勧告し、組織委員会はこれを承諾して開催の返上をIOCに伝え、中止になった。 
 ヨレヨレの日本人をけしかけるバッハIOC会長の出身国ドイツも、中止を経験している。 1916年ドイツ帝国ベルリンで開催が予定されていたベルリンオリンピックは、第一次世界大戦で中止になった。 
 
国連事務総長やIOC会長などなど、世界のリーダーの皆さまがた、「負けられません勝つまでは」の、第二次世界大戦ムードに、日本の庶民を追い込まないでください。 
 そして、「みんなコロナが悪いのよ」と、何もかもコロナのせいにして、オリンピックを返上しましょう、、誰も「異議な〜し!」だと思います。 
 
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 「サラー西サハラ難民アスリート」の出版情報です。 
著者:平田伊都子、写真構成:川名生十、画像提供:アマイダン・サラー、SPS、 
定価:本体1,800円+税、 
発行人:松田健二、 
発行所:株式会社 社会評論社、東京都文京区本郷2―3―10、電話:03-3814-3861 
同じ「社会評論社」が出版してくださった「ラストコロニー西サハラ(2015年)」、「アリ 西サハラの難民と被占領民(2020年2月)」にも、お目を通してください。 
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Youtube2018年7月アップの「人民投票」(Referendum)もご案内。 
「人民投票」日本語版 URL :https://youtu.be/Skx5CP3lMLc 
「Referendum」英語版 URL: https://youtu.be/v0awSc25BUU 
Youtubeに2018年4月アップした「ラストコロニー西サハラ」もよろしくお願いします。 
「ラストコロニー西サハラ 日本語版URL:https://youtu.be/yeZvmTh0kGo 
「Last Colony in Africa]  英語版URL:  https://youtu.be/au5p6mxvheo 
 
WSJPO 西サハラ政府・日本代表事務所 所長:川名生十     2021年5月5日 
SJJA(サハラ・ジャパン・ジャーナリスト・アソシエーション)代表:平田伊都子 


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