2021年07月19日12時31分掲載  無料記事
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スポーツ

五輪中止を訴える市民有志が2日間にわたり抗議行動を実施

7月17日、「五輪マフィアを退治する市民有志」は先週に続き第二弾となるスタンディング行動「バッハ会長“直訴”アクション 
ホテルオークラに『五輪中止』の嘆願書を届けよう!」を実施。 
 
バッハ会長へ五輪中止を求める嘆願書を提出するため約30人の市民が集結。市民らはIOCのバッハ会長が宿泊するホテル「The Okura Tokyo」の周辺で、「#バッハ帰れ#Get Out Bach」、「Cancel the TOKYO Olympics」などと書かれたプラカードを掲げ、抗議を行った。 
 
途中、ホテルへの道を封鎖する警察官が嘆願書を持参した参加者を強制排除する一幕もあったが、最終的に代表者5名が大会組織委員会の関係者に嘆願書を提出。呼びかけ人の杉原浩司氏(武器取引反対ネットワーク〈NAJAT〉代表)は「努力じゃなくて、責任を持ってきちんと渡してください」と訴えた。 
 
なお、18日夜には「五輪マフィアを退治する市民有志」による第三弾アクション「#バッハ歓迎ふざけるな#五輪はドタキャン迎賓館前抗議スタンディング」が行われ、35人が参加。市民らは「不要不急の五輪をやめろ!バッハもコーツもお断り!私たちは歓迎しない!」と声を上げた。この日、迎賓館では菅首相や小池都知事など40人ほどが集まり、バッハ会長の歓迎パーティーが行われていた。 
 
現在、緊急事態宣言が発令中の東京都内では「不要不急」の外出自粛が呼びかけられており、今回のような「不要不急」の歓迎パーティーを国民が受け入れるとは到底思えない。 


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