2021年09月03日11時10分掲載  無料記事
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国際

「ペシャワール会」がアフガニスタンでの事業再開 住民の要望強く、治安は安定と

 故・中村哲医師を中心にアフガニスタンで長年、医療活動と農業事業を行ってきた日本のNGO「ペシャワール会」が活動を再開した。会のHPによると、8月15日のタリバンの復権後、活動を一時停止したが、住民からの再開を求める声が多く、医療スタッフも戻り、安全を確認して診療所を8月21日より再開した。農業事業は農作物や用水路周辺での植樹への水やりは地域の住民や作業員の手で継続されており、再開については用水路事業と共に、新政府の基本的な体制(展望)を確認した上で再開するとしている。村上優会長は、ガニ大統領がタリバンの攻勢を前にカブールの無血開城を選択し、「戦闘を回避した」決断を評価、中村医師が大切にした長老会などの自治組織の意向を尊重して事業を継続するとしている。 
 
アフガニスタンの現状とPMSの今 
http://www.peshawar-pms.com/topics/20210825.html 
ペシャワール会 (peshawar-pms.com) 


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