2022年01月13日19時11分掲載  無料記事
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検証・メディア

NHKBS「河瀬直美が見つめた東京五輪」 NHKの謝罪事件の波紋

  NHKのBS番組「河瀬直美が見つめた東京五輪」で不適切な字幕があったことでNHKが謝罪しましたが、新聞の隅に小さく掲載されていただけなので、ほとんど何が問題だったのか理解しないままに忘れて行った人もいるかもしれません。これについて、今週の週刊文春が取り上げていますが、そこではNHKの番組制作への疑問とともに、東京五輪の公式記録映画の監督だった河鹹照氏と政治権力との結びつきまで論じられています。 
 
  また、日刊ゲンダイのインターネット版でもたとえば、ラサール石井氏が次のように書いて、疑問点を述べています。NHKBS「河瀬直美が見つめた東京五輪」は疑問・疑惑だらけ(ラサール石井) 
https://news.yahoo.co.jp/articles/8515675793c239cc3fddce9461f29c885fe23c57 
  東京五輪を河鶸篤弔呂匹鵑扮撚茲砲靴燭里任靴腓Δ。東京五輪の時、コロナ感染が拡大し、感染していても自宅待機を余儀なくされていた人は都内に多かったはずです。当時を振り返れば赤旗は8月9日に「感染爆発のなか五輪閉幕」との見出しで、こう述べています。 
 
 「東京オリンピック大会が8日、閉幕しました。7月23日の開幕日に4204人だった全国の新型コロナウイルスの新規感染者数は、7日に過去最多の1万5743人となりました。開催都市・東京に緊急事態宣言が発令されるもとで開幕し、かつてない爆発的な感染拡大のなかで閉幕するという、五輪史上前例のない大会となりました。(政治部コロナ取材班)」 
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-08-09/2021080901_01_0.html 
  今回のNHK謝罪事件の核心は、都民の健康を後回しにして、何が何でも当事者たちが実行した東京五輪に対する人々の思いや疑問に唾を吐きかけた事件だったことにあります。 
 
  東京新聞によると、河鶸篤勅身は事前にNHKの番組の内容を知ることは不可能だったと発言しています。取材対象者である河鹹照氏らへの放送前の事前試写はなかったということになります。では、なぜ、このような不自然な字幕がつけられたのか、その検証が必要でしょう。 
   https://www.tokyo-np.co.jp/article/153630 
「河瀬直美さんがコメント『私が事前に内容を把握するのは不可能』」(東京新聞) 
 
 
 
 
南田望洋 


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