2022年04月12日23時26分掲載  無料記事
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コラム

フランス社会党のイダルゴ候補の得票率は1.75%

  日曜日のフランスの大統領選挙、ふたを開けてみると、決選投票に勝ち残ったのは2017年と同じで、マクロン現職候補と、マリーヌ・ルペン国民連合党首だった。マクロン候補は27.85%、ルペン候補は23.15%、「服従しないフランス」のメランション候補は21.95%と肉薄した。社会党のイダルゴ候補はわずか1.75%、共和党のペクレッス候補も4.78%と5%割れを起こしてしまった。 
 
  これを見れば、共和党と社会党の二大政党制は完全に過去形になってしまったように見える。そして、イダルゴ候補の票が、はたまた環境政党のジャド候補の票がメランション候補に注ぎ込んでいたら、ルペンを越えて、左派の候補者が決戦に進出できていたのは確実だった。 
https://www.resultats-elections.interieur.gouv.fr/presidentielle-2022/FE.html 


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