2022年06月16日11時24分掲載  無料記事
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人類の当面する基本問題

(45)ワクチン関連のより深刻な問題 落合栄一郎

 Covid-19とされるSARS-Cov-2による感染症への対策としてのワクチンが世界中で、広く推奨(多くは強制)されており、その影響(悪影響)が心配されているが、より深刻な問題がその底に横たわっているようである。 
 
(1)ワクチンの悪影響 
 
 まず悪影響をまとめておきます。以前にも、日本での死亡者数(コロナ禍によるものとそれ以外)が急増していることを図で示した(注1)が、より最近(2022年3月まで)のデータを図1(注2)に示します。2021年3月以降、死亡数は、2020年やそれ以前を比べると急増していることが明らかである。そのうえ、2022年になった最初の3ヶ月のコロナ以外の死者は、2021年同期に比べ3万860人(10.1 %)多い42万2037人とコロナウイルス死の9704人を大きく上回ったと、日経新聞2022.06.05も報道している。 
 このように、コロナによる死ばかりでなく、その他の原因による死が、多くの国で激増している(特に多いのが心筋炎、血栓など、その他を含め数例は注3)。こうした深刻な副作用は、実はファイザーその他でのワクチン開発中の検討で分かっていたのだが、FDAやCDCなどはそうした報告書/データなどを握り潰していたのである。最近になって、ようやくそうしたデータが、少しづつ公開されるようになり、こうした隠蔽の事実が少しづつ明らかになってきた。今回のワクチンは、免疫を強くするのではなく、反対に、免疫力を弱めてしまうようである。摂取後数日ぐらいは、ワクチンが作り出した抗体が作用して、感染を防ぐ役目はしているようだが、その抗体であるS-タンパクの悪作用の方が、それからは有効性を凌駕してしまうようである。その結果、摂取者の方が、Covid-19に感染しやすくなり、その他の死因にも弱くなり(AIDSと同様)、各国で一般的死亡率が上昇している。スポーツ選手が、運動中に突如倒れるという現象もかなり頻繁に起こっているようである(報告例:注4)。これは免疫減衰のためではなく、S-タンパクが心筋炎などを引き起こすためである。ガンが増えているという報告もある(注5)。 
 小児肝炎については先に書いた時点(注6)では、ワクチンとの関連性は、明確ではなかったが、その後、多くの国(11か国)で、通常とは違う肝炎が、ワクチンを受けた子供達に見つかっている(注7)。肝炎A~Eは各種のウイルスによることがわかっているが、今回の子供達の肝炎は、そのいずれとも違う。ファイザーでの検討データでも、ワクチンのm-RNA、スパイク蛋白、ナノスケールの油脂球(m-RNAを包み込む)などが、注射した場所から48時間以内に、肝臓、膵臓、リンパ腺、副腎などに、また女性の場合には、卵巣にも入りこむことがわかっていた(注8)。 
 卵巣にある胎児の羊膜を通して油脂球は胎児に入り込み、その成長を妨害する可能性がある。また母乳に移行する。ファイザーの試験中270人の女性が妊娠したが、およそ230人のデータは失われた。しかし、データのある36人中、28人からの子供は、生後母親の母乳を飲むことによって死亡。肝臓が異常に大きくなっていた(注8)。ファイザーの報告書には、ワクチンの摂取した妊婦は、母乳が出ないという例も記載されている。実は、ワクチンの摂取が、多くの流産や死産をもたらしているという報告もある(注9)。 
 今回のワクチンは、短い期間に開発され、重要な危険性を示すデータを隠蔽して、パンデミックという口実で緊急に使用が許可された。しかも、多くの国では、ワクチン強制摂取が行われ、ワクチンパスポートなるものがないと通常の生活ができない、通常の医療に従事することもできないなど、など、市民の通常の生活が、上から規制されている(こうした問題点のいくつかについては、注10をご参照のほどを)。 
 
(2)有効治療法の排除 
 
 Covid-19の感染拡大の初期から、ワクチンではなく、医薬品で治療に有効なものがあることが知られていたし、既存の様々な医薬品のこの病気への有効性が研究者によって証明されている。特筆に値するのが、イヴェルメクチン、ヒドロキシクロロキン、インターフェロン−2などであるが、WHO、CDC、FDAなどは、その使用を禁止している。このために、助けられる生命も助けられなかったと多くの医師は主張している。現実に、これらの医薬品で、コロナ感染者の治療に成功した例は多数。しかし、そうした治療を施した医師が、医療免許を剥奪されたという例もある。こんなことは、これまでの人類社会の医療で起きたことはない。なぜか?ワクチンの摂取を進めるためとしか考えられない。誰がそんなことに固執するのか、なんのために? 
 
(3)なぜワクチンに拘るか 
 
 Covid-19は、2年半を経てようやく沈静気味だが、相変わらず公共機関は、ワクチンの摂取を勧めている。上に見たワクチンによる免疫機構の弱体化、病状の重症化、様々な死因による死亡の増大などは無視している。しかし、多くの国で、死亡率が2021年から急増している事実、しかも、それが老衰死はともかく、若年層の心筋炎などによる急死の増加とワクチンとの関係の可能性などについては、政府も報道機関も市民に知らせようとはしていない。事実は隠せなくなりつつもあるので、こうした死亡を、死因をうやむやにして、Sudden Adult Death Syndrome (SADS)などと命名して死者数を数えることにした国もある (オーストラリア:注11)。 
 そのうえ、コロナパンデミックが沈静し始めたら、今度は、サル痘(天然痘の一種)なる感染症が、欧米各国で見つかったこと、その感染が拡大しているとの報道も目立つようになってきた。偶然?それとも誰かによる故意の仕業。WHOは今、サル痘感染拡大をパンデミックとすべきか検討しているようである。実は、Covid-19の場合には、2019年10月時点で、Event 201なるcovid-19なるパンデミックの予想シミュレーションの会合が行われた事実と同様、2019年3月にはミュンヘンで、サル痘によるパンデミックのシミュレーション会議が行われていたようである(注12)。そして、対応のワクチンが囁かれている。こうした動きから、どのようなことが今起こっているのか、まとめてみる。 
 
(a) 感染症を引き起こすウイルスは、単に自然発生したものか、作為的に作られたものか。実は作為的に作られていること(微生物兵器の研究は、多くの国で行われている)は確かだが、そうして作られたものが、誤って漏出したのか、故意にばらまかれたのか。上に述べたようなシミュレーションなる会議が実際に行われているので、後者が事実ではないかと推察される。 
(b) 今回のワクチンは、異例に早く作られ、しかも異例に早く、緊急時だという理由付けで、公的に摂取が認められた。そして、多くの国で、摂取が義務つけられた。ここには、ワクチンを作った企業による、政府やFDA、CDC(ヨーロッパ各国の同一機関)関係者の支配、そして更に医療科学界への圧力などがあり、しかも報道機関も支配されていて、本当のことを報道しない。こうした公的な発表に反するSNSやウェブサイトなどでの発言は、フェイクとされ、発言権を奪われる。 
(c) なぜか。その理由の一つは、ワクチン製造企業の利益。事実、ワクチン製造企業は、今回のパンデミックで大儲けしていることは事実。 
(d) 大儲けをしているばかりではなく、ワクチン製造会社と公的機関(FDA, CDCなど)は、開発したワクチンの上記の悪影響を隠蔽までしていた。なぜか。しかも、そうした悪影響を隠蔽してまで、ワクチン摂取を強制するのはなぜか。ワクチン摂取を強制する側(政府)は、そうした悪影響を知っていたのか、それとも、知ろうとする努力もなく、単に「上」(?)からの指示に従っていただけなのか。または、洗脳されてしまったのか。または、ただ単に、公的機関の発表を鵜呑みにしていただけか。いずれにしても無責任であろう。 
(e) この「上」とは、何か、誰か?しかも、ワクチンを全人類に施すことによって、多くの死者が出ることを、ワクチン企業のデータから予想されていたにも拘らず、それを強行したのはなぜか。 
(f) パンデミックそのもが、意図的なモノであった可能性があり、その目的は何であったのか。(d)(e)で取り上げた「上」とはどんな関係があるのか。 
 
 今のところ、統計的には10%とかなんとかの死亡率の増加とはいえ、死という現象は、通常に起こることであり、周囲での死亡率が急激に増えることを実感できる程度でない限り、政府関係者や報道機関などが、統計的データなどを十分に報道しない限り(日経の報道のことは前述した)、人々の意識にはのぼらない。 
 
 
(注1)http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202111131133056 
(注2)https://www.wandersolar.com/post/20220525/ 
(注3)http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202111131133056; 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202202251116055; 
    http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202204161813426 
(注4) https://expose-news.com/2022/04/08/athletes-833-serious-540-dead-post-injection; https://www.medicine.news/2022-04-05-15-fully-vaxxed-tennis-players-withdraw-miami-open.html 
(注5)https://vaccineimpact.com/2022/7500-increase-in-recorded-cases-of-cancer-following-covid-19-vaccines/ 
(注6)http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202205130953035 
(注7)https://www.medicine.news/2022-05-09-cases-of-unknown-hepatitis-strain-in-vaccinated-children.html#; http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202205130953035 
(注8)https://naomiwolf.substack.com/p/dear-friends-sorry-to-announce-a?s=r 
(注9)https://nonvenipacem.com/2021/12/10/explosive-rise-in-ontario-stillbirths-triggers-parliamentary-questions/ 
(注10)http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202201041007362; 
    http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202205161126361 
(注11)https://archive.ph/wyAwY 
(注12)https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202206040001/ 
 
 
     図1(注2より引用) 


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