2022年07月27日21時21分掲載  無料記事
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アジア

「ASEAN大臣級会議へのミャンマー軍政の出席認めず」民主活動家らの死刑執行でマレーシア外相

 ミャンマー軍評議会による民主活動家ら4人の死刑執行をうけて、マレーシアのサイフディン・アブドラ外相は26日、今後開催されるすべてのASEAN大臣級会議に軍評議会の代表者を出席させないと発表した。Radio Free Asiaの報道をミャンマージャポンが伝えた。 
 サイフディン外相は、国連ミャンマー特使のノエリーン・ヘイザー氏とミャンマー問題に関して協議を行った後、共同記者会見を行い、死刑執行は市民を標的にした武力行使の即時停止などASEAN合意5項目に違反するだけでなく、合意の精神をないがしろにしていると非難した。 
 一方、軍評議会外務省は世界各国からの死刑執行非難に対して、「国際機関や外国政府は国家主権を尊重し、内政に干渉すべきではない」との声明を国営新聞をつうじて発表した。またDVB Burmese Newsによると、軍評議会は「刑務所の権利として」、4人の遺体の遺族らへの引き渡しはしないと主張した。 
 活動家ら4人の死刑執行を受け、国民統一政府(NUG)など民主化勢力7組織は「不退転の決意で戦う」との共同声明を出した。 
 NUGを支持する日本・ミャンマー友好議員連盟会長の逢沢一郎衆議院議員は、4人の死刑執行について「驚くべき暴挙で全く受け入れられない」との声明を出した。 
 逢沢氏は「ミャンマーはさらに国際社会から孤立する。国軍は自らの誇りと尊厳をかなぐり捨てた」とし、強く非難した。 


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