2022年11月05日14時08分掲載  無料記事
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国際

NYTが報じるツイッター買収後のイーロン・マスク氏による大規模なリストラが進行中

  ツイッターを買収したイーロン・マスク氏が世界に7500人存在するツイッター社のスタッフを大幅にリストラしつつあるとニューヨークタイムズは報じています。その規模は半数に及ぶとのこと。まず驚いたことは、ツイッター社には世界全体でそんなにスタッフがいたのか、ということでした。 
https://www.nytimes.com/2022/11/04/technology/elon-musk-twitter-layoffs.html 
  日本でも報じられています。以下は毎日新聞です。 
https://mainichi.jp/articles/20221105/k00/00m/030/070000c 
 毎日「一方、リストラによる投稿管理部門の弱体化で虚偽投稿やヘイトスピーチ(憎悪表現)など問題投稿が放置される事態を懸念し、大企業が次々と広告出稿を取りやめる事態にもなっている。」 
 
  ツイッターがこんなに多くのスタッフを抱えた理由は、言論をチェックするための現地スタッフを雇用する必要があったことが大きいようです。 
 
  とはいえ、あらゆる部門でリストラが進んでいるとされます。 
 
 NYT <Mr. Musk, 51, faces numerous challenges at Twitter, which he has taken private. He is under financial pressure to make the deal work, having taken on $13 billion in debt for the buyout. Yet the company has lost money for eight of the past 10 years and, like other social media companies, faces a decline in digital advertising amid a slowing economy.> 
 
 (51歳のマスク氏は、個人的なツイッター買収で多くの課題に直面している。買収には(※訳注:総額440億ドルの買収額うち)130億ドルを借金で賄ったため、マスク氏はここから実りを得るために財務的なプレッシャーを受けている。しかもツイッターは過去10年間のうち8年間は赤字であり、これは景気後退によるネット広告の衰退に直面する他のソーシャルメディア企業と同じである) 


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