2023年01月24日19時16分掲載  無料記事
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アジア

フィリピンの10代の妊娠は過去5年間で減少

 フィリピンでは10代の少女の妊娠が社会問題となっているが、フィリピン統計局のデータで、 15 歳から 19 歳までの少女の妊娠率は、2017 年の 8.6% から 2022 年には 5.4% に減少したことが分かった。NNNが報じた。 
 
 データによると、10 代の妊娠率は、農村部が 6.1%で、都市部の 4.8% より高く、また年齢では妊娠率が最も高かったのは19歳。学歴に関しては、初等教育だけの層が妊娠率で最も高く、19.1%だった。 でした。妊娠率は、学歴が上がるにつれて減少している 
 10代の妊娠の死亡率は成人の 2 〜 5 倍という公式データもある。若い母親から生まれた赤ちゃんの新生児死亡率は、25 歳から 29 歳の母親から生まれた赤ちゃんの 3 倍になる。 
 
 NNNの報道によると、フィリピンでは過去 10 年間、10代の心身率の高さは「国家的な社会的緊急事態」であるとして組んできている。10代の妊娠率の高さは、貧困を世代を超えての連鎖させる可能性があるからだ。 


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