2023年05月07日20時50分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=202305072050360

環境

地下水からネオニコ系やフィプロニルを検出 宮古島市

 宮古島市はこのほど、市内9カ所の地下水や湧水の農薬検査結果を公表した。検査対象はアセタミプリドなど10種類のネオニコチノイド系とクロラントラニリプロール、フィプロニル、エチプロール、フロニカミドを含めた14種類。1か所からしか検出されなかったチアクロプリドを除きクロチアニジン、ジノテフラン、クロラントラニリプロール、フィプロニルは、ほぼすべての地点から検出された。(有機農業ニュースクリップ) 
 
 宮古島市地下水モニタリング追加調査(農薬) 
----------------------------------------------- 
  農薬名         検出カ所  最大値 
                    [ng/L] 
----------------------------------------------- 
 クロチアニジン        8     52 
 ジノテフラン         7     9 
 チアクロプリド        1     37 
 フィプロニル         8     6 
 クロラントラニリプロール   9    480 
----------------------------------------------- 
・出典:宮古島市, 宮古島市地下水モニタリング追加調査(農薬) 
 https://www.city.miyakojima.lg.jp/kurashi/seikatsu/kankyohozen/files/nouyaku.pdf 
 
・不検出(定量限界 1ng/L以下) 
 アセタミプリド、イミダクロプリド、チアメトキサム、ニテンピラム、スルホキサフロル、トリフルメゾピリム、フルピラジフロン、エチプロール、フロニカミド 
 
 宮古島市地下水研究会は22年6月、宮古島の地下水に関する独自検査に基づき、市に対してネオニコ系のモニタリング調査や市民の尿検査を求める緊急提言を行った。今回公表された追加調査は、この緊急提言に応じたもの。研究会は緊急提言で、市の行っている農薬などの調査の定量限界が5ng/Lとその精度の低さを指摘していたが、定量限界は1ng/Lに改善されている。 
 
●緊急提言の概要 
 �/綟賛絽燦郷紂�浄水、水道栓でのネオニコ系などの調査と結果の公表 
 ��農薬散布時期を考慮した年間モニタリング調査と結果の公表 
 �Gド悗箴�児を含無市民のネオニコ系の尿検査の実施 
 �ご愀玄圓砲茲觚�開会合を求めた。 
 
 ・宮古島市 
  宮古島市地下水モニタリング追加調査(農薬) 
  https://www.city.miyakojima.lg.jp/kurashi/seikatsu/kankyohozen/files/nouyaku.pdf 
 
 ・宮古島市地下水研究会, 2022-6-6 
  「化学農薬が検出された水道水長期飲用による健康影響の懸念」に関する緊急提案 
  https://miyakojima-tikasui.com/report_activity/2022_06_06_02.pdf 
 
 ・宮古島市 
  宮古島市地下水審議会学術部会における会議支援業務報告書「地下水研究会R4.7.18_市の回答に対する見解への回答書」 
  https://www.city.miyakojima.lg.jp/kurashi/seikatsu/kankyohozen/files/tikasuikaitou.pdf 


Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
  • 日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
  • 印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。