2024年04月05日20時01分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=202404052001185

アジア

ミャンマー民主派「首都の国軍総司令官宅をドローン攻撃」

 ミャンマー民主派の国民統一政府(NUG)のイーモン国防相は4日、首都ネピドーで国軍指令本部と軍評議会(SAC)トップのミンアウンフライン総司令官の自宅を標的にドローン攻撃を行ったとSNSを通じて発表した。独立メディアの報道をミャンマージャポンが伝えた。 
 NUG国防省のナイントゥーアウン次官によると、攻撃は「プロジェクト・ドラゴンフライ」と名付けられ、ドローン30機により行われた。兵士2人が死亡し15人が負傷したという。 
 次官は、「首都ネピドーを初めて攻撃できたのは革命の大きな成果で、今回の経験は次回以降につながる。作戦の成功は軍の上層部に十分な脅威を与えることができた」と述べた。 
 攻撃に用いられたドローンは初めての長距離運用だったが、強力なジャマー(妨害電波)の影響もなく的確に標的を攻撃したという。国防相は「ドローンの攻撃は107mm迫撃砲よりも強力なもので深部貫通力も優れている。今回の成功により、国内のあらゆる場所を攻撃することが可能になった」と説明した。 


Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
  • 日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
  • 印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。