2024年04月21日15時08分掲載
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入管
STOP改悪入管法 渋谷で市民がデモ 私たちは諦めない
今年6月に施行を控える改定入管法について、同法の廃止を求める市民有志が、4月20日に渋谷でデモ行進を行った。日差しが照りつける中で集まった参加者は、約200人（主催者発表）。デモ参加者が、「入管法は廃止一択」「永住許可の取り消しやめろ」と、シュプレヒコールを上げながら街中を歩くと、渋谷を訪れた人々から「いいぞ」と声が上がる場面も見られた。
デモ終了後の集会では、クルド人難民Ｍさんを支援する会の周香織さんが発言。「日本は民主主義の国。法律ができたからといって、私たちは諦めない」と、今後も改定入管法に抗議の声を上げていく意思を示した。また、ロヒンギャであるミョーチョーチョーさんは、3回目の難民申請中である自身の境遇に触れながら、「日本には世界中から難民に対する支援金が集まっているが、これは難民申請者には渡されない。日本はもっと難民申請者を支援するべき」と、難民申請者に対する今の入管行政の在り方を疑問視した。
今後は、法律の施行を前に、4月28日にも市民有志が改定入管法の施行に反対するための全国一斉アクションに取り組む予定。また、4月30日から5月2日の期間では、入管法反対を訴えかけるための展示会も開催される。
このような市民の声を国はどう受け止めているのか。日本の入管行政の在り方が問われている。
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