2025年03月28日09時54分掲載
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イスラエル/パレスチナ
ガザで異例の「反ハマス」デモ 住民の不満反映か
パレスチナ自治区ガザで26日、イスラム組織ハマスを批判し、戦闘終結を求める数千人がデモを繰り広げたとイスラエルメディアなどが報じた。ガザを実効支配していたハマスに反対するデモは異例。イスラエルが支援物資や電力の供給を停止し、空爆を再開する中、住民の間でハマスへの不満が高まっていることを示した。
イスラエルのガザ侵攻に関して、筆者は以前次のように投稿した(1)。(落合栄一郎)
ーー引用:現在のイスラエル対ハマス(パレスチナ)問題は、しかしかなり複雑なようである。というのは、ハマスなるイスラム過激派とされる組織はもともとイスラエル自身が組織したモノだからである。それは、パレスチナをイスラエルから自由な独立国とすべきというLPO運動(ヤセル・アラファット主導)を内部から殲滅させるため、ハマスを対立組織として立ち上げ (1987年)、その運動を阻止したのが始まりである。なお、アラファットは暗殺された。ハマスは現在では、選挙により政体の一つとなっている。現在はハマスとイスラエルとの間にどの程度の関連があるのか不明である。
そして、イスラエルは、今回は、まずハマスに、通常では起こり得ないような仕方で、イスラエル市民を残虐に死傷、誘拐などの衝撃的事件を起こさせ、すわ、ガザ側から酷いイスラエル人殺害があり、そうしたテロを徹底的に、そしてそこに住むパレスチナ人も巻き込んで、ガザそのものを徹底的に壊滅しようというのが意図のようだと多くの人が考えている。実際、世界的レベルで停戦の声が上がっているにもかかわらず、イスラエルは、ガザ侵攻を継続し、多数のパレスチナ人を殺害し続けている。引用終わりーー
現在、ハマスとイスラエルの交渉では、完全停戦への動きはなかなか見られない。その間に、イスラエルのパレスチナ人殲滅の動きは続けられている。世界中の普通の市民(米国の若者も含めて)が、こうしたイスラエルの動きに反対の声をあげているが、欧米の多くの国では、そうした動きをアンチセミチズムとして排斥する傾向がある(特に英米で)。イスラエル市民の中にも、こうした政府側の意識とその現実に反対する動きも僅かながら見られる。
平和への道への困難は、根本的にはイスラエルの根本的態度にあるが、ハマス側が、どういうわけか、停戦への根本的努力が見られない。先の引用から判断するに、ハマスはイスラエルへのテロ組織として働いているように見えるが、実は、イスラエルと何らかの連携があるように感じられる。
ガザの市民は、どう感じているのか、それがつい最近(3月25日)の市民運動で、”ハマスはテロだ��、"ハマス出ていけ”という叫び声が上がった(2)。このウェブサイト(2)ではその市民運動の動画が見られる。ハマスは2007年の選挙で政権側になったが、それ以後選挙は行われていない。ハマスは市民を抑圧し続けてきた。それに対する市民の反発がようやく今回出てきたことのようである。
(1)http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202311041532016
(2)https://expose-news.com/2025/03/27/gaza-protests-hamas-terrorists-hamas-out/
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