2025年09月13日13時47分掲載  無料記事
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「もう黙ってられない!」【西サハラ最新情報】  平田伊都子

 2025年9月10日、アメリカ・ユタ州ヴァレー大学の講演会場で、一発の銃声が響きました。 椅子に座って話し始めた極右活動家チャーリー・カーク(31)はのけぞって倒れ、病院で逝去しました。 かってのトランプ支持者でMAGA(アメリカを再び医大に)の活動家・カーク氏は、エプスタイン文書公開を巡ってそのトランプと対立していました。 
 FBIは、約180メートル離れた建物「ロシー・センター」屋上から銃撃した容疑者の画像を公開し、情報提供に10万ドルの報奨金をかけました。 12日、コックス・ユタ州知事以下捜査関係者がずらりと並んで、タイラー・ロビンソン容疑者が、家族の知人による密告で拘束されたことを、記者陣に伝えました。 
 が、トランプ米大統領は、それ以前にFOX テレビで容疑者拘束をバラしたのです? 
 
� 屬發μ曚辰討蕕譴覆ぁ�」と、ジェフリーサックス・コロンビア大学教授: 
 「I’m sorry I can’t stay silent any longer( スミマセン、もうこれ以上、黙ってられません)」と、このところ黙っていたコロンビア大学の経済学教授ジェフリー・サックスが、再び、声を大にしてトランプ米政権の暴走を止めようと叫び出した。 
 「何か大きなことがアメリカを襲おうとしている...」と、アメリカ国民に警告を発している。アメリカ国内政治の二極化、アメリカ経済の崩壊、世界的な権力のシフト、中国対アメリカの対立、ロシアの底力、インドの台頭、アメリカの対外戦争などなどを列挙し、アメリカの衰退を訴えた。そして、「アメリカの経済的政治的衰退が明白になった今、アメリカは変わらなければならない」と、煽った。が、どう変わればいいのかを、教示しない。 
 ジェフリー先生は、「過去500年にわたるアングロサクソンの支配時代は終わった」とも、語った。こんな話、トランプ・ゴッドファーザーと親衛隊に通じるとは思えない。トランプ・ワンマンシュー・スタッフに「話せば分かる」という言葉は存在しない。 
 ワンマンショーを止めるには、トランプ自身が実践しているように、身体的消去しかない。合法的に、ショーの舞台から降りてもらうか、檻の中に引っ越してもらうことだ。 
 ここにきて、トランプの親友で少女売春売買事件の主犯ジェフリー・エプスタインの被害者女性たちが、「もう黙ってられない!」と、再び、声を上げた。 
 少女たちをアンドリュー英国王子やクリントン元米国大統領を始めとする世界的有名人に売りつけ、隠しカメラで現場を撮影し大金を巻き上げ巨万の富を作ったジェフリー・エプスタインはトランプ第一期政権下で拘束され、2019年、自殺に見せかけ、留置所で消されている。 
 「私の素晴らしいマールアラーゴのスパ(風俗施設)から、私の従業員を引きぬいた」と、トランプ自ら、専用機での雑談インタヴューで明かした。その内の一人で、アンドリュー王子の相手をさせられたバージニア・ジュフリーさんは、2025年4月、自殺に見せかけ消された。彼女の自伝<Nobody’s Girl (誰の少女でもない)>が10月に出版される。 
 そして、かってのトランプ支援団体MAGAの活動家で、エプスタイン文書の公開を求めていたカークさんも殺された。 
 
�◆嵬曚辰討蕕譴覆ぁ廚函▲┘廛好織ぅ鵑糧鏗化�性たち: 
 アメリカの下院監視委員会は9月8日、 トランプ大統領が性的人身売買の容疑で起訴され獄中死したジェフリー・エプスタイン元被告に、2003年に送ったとされる誕生日祝いの<バースデーブック>を入手したと発表した。バースデーブックには、ウォールストリートジャーナルが7月にスクープした、トランプのバースデーカードも含まれている。、 
 このバースデーカードには女性の体の輪郭が描かれていて、ドナルドとジェフリーの対話でメッセージが綴られている。 トランプは「我々には共通点がある」と語り、「誕生日おめでとう、、これからも毎日が素晴らしい秘密とともにありますように」と締めている。。ホワイトハウスは、下院監視委員会が9月8日に公表した文書は偽物だと主張し、ホワイトハウスのテイラー・ブドウィッチ副首席補佐官は、「(陰毛を真似た)署名は、彼のものではない。名誉毀損だ!」と書き込み、トランプ自身も否定した。 
 しかし、トランプ氏はエプスタイン氏を称賛しており、2002年にはニューヨークマガジンで、「彼と一緒にいるととても楽しい。私と同じように美しい女性が好きだし、その多くがかなり若い。間違いなく、ジェフリーは社会生活を楽しんでいる」と語っている。 
 2020年、エプスタインの元恋人ギレーヌ・マクスウェルがエプスタインの少女売春売買事件の共犯者として、隠れ家で逮捕された。1961年にフランスで生まれ、英国新聞王でMI6のスパイでもあったユダヤ人の父ロバートが1991年に自家用ヨットで謎の死を遂げた後、アメリカに移住しエプスタインの共犯者となり、英国王室に少女たちを売り込んだ。 
 一方、1963年にニューヨークのブルックリン貧民街でユダヤ人両親の間に生まれたジェフリー・エプスタインも、ギレーヌと同様に親族をホロコーストで失っている。 
 エプスタインがアメリカの諜報機関CIA やイスラエルの諜報機関モサドと繋がっていたとか、富裕層相手の恐喝で巨万の富を築き上げたことなども、公然の秘密となっている。 
 2025年9月8日、エプスタイン事件の被害女性たちは連邦議会議事堂前に集まり、エプスタイン文書を公開するように求めた。下院監視委員会の共和党委員長ジェームズ・コマー議員は、民主党と協力してエプスタイン事件に関する召喚状を発行した。委員会は、司法省が保有するエプスタイン関連資料の一部も入手した。 委員会とは別に、共和党のトーマス・マッシー議員を中心とした超党派の下院議員グループが、エプスタイン文書の公開を義務づける法案を下院で採決させようとしている。 
 性被害のトラウマと意地悪な好奇心の目に苦しみながらも、新たな犠牲者を出さないために声を上げた、勇気ある女性たちの闘いは続く。 
 
�C詫觚兇痢嶌修諒鼻廚剖�び続ける西サハラの人々: 
 あんなにしつこく連絡をよこしていたベイサット外相から、強制的に出国させられた8月23日以来、ピタッと、メールもこなくなった。計画していた集会や会合や記者会見で声を上げることが出来ず、日本にご不満なのかもしれない。が、ベイサットさん、高い旅費を払って来日した甲斐があったよ! 
 以下に、日本記者クラブ江木慎吾事務総長のニュースレターを紹介する。 
 実現しなかった記者会見<壁>について考えた8月 
 「<壁>が問題だった。パレスチナ自治区ガザは壁に囲まれている。その中へ攻撃が行われ、人が死んでいる。8月20日に試写会あったドキュメンタリー<壁の外側と内側 パレスチナ・イスラエル取材記>で、監督のジャーナリスト川上康徳さんは、壁の内側をイスラエル、外側をパレスチナと描いた、、(中略)同じ日に横浜で開幕した第9回アフリカ開発会議(TICAD98)に伴い、来日した<西サハラ>のベイサット外相の記者会見を25日に計画した。<西サハラ>という国は地図には見つからない。アフリカ連合(AU)が国家承認しているが 日本を含む多くの国は承認していない。この地域はモロッコが実効支配している。モロッコは実効支配する地域を守るために、2千キロ以上に及ぶ<砂の壁>を築いている。モロッコ側から見た壁のうち側は、外国の報道機関の取材が制限され、現地の情報が日本に届くことはほとんどない。 
 <西サハラ>の問題について、一方の当事者とは言え話を聞く機会になると思ったが、記者会見は実現しなかった。ベイサットさんが関係者や支援者に送ったメールによると、日本政府からTICAD以外の活動の自粛を求められ、ビザを短縮されたからだ。イスラエルの壁とも、砂の壁とも違う、ここには別の壁が存在していた。(専務理事 江木慎吾)」 
 
 8月11日スターマー・イギリス首相は、少女売春売買事件のジェフリー・エプスタインとの関係が批判されていたピーター・マンデルソン駐米イギリス大使を解任しました。 
 勇気ある被害女性たちの声は、必ずや、倫理観のないトランプ米大統領も動かすものと、期待してやみません、、 
 
 
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 「サラー西サハラ難民アスリート」の出版情報です。 
著者:平田伊都子、写真構成:川名生十、画像提供:アマイダン・サラー、SPS、 
定価:本体1,800円+税、 
発行人:松田健二、 
発行所:株式会社 社会評論社、東京都文京区本郷2―3―10、電話:03-3814-3861 
同じ「社会評論社」が出版してくださった「ラストコロニー西サハラ(2015年)」、「アリ 西サハラの難民と被占領民(2020年2月)」にも、お目を通してください。 
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Youtube2018年7月アップの「人民投票」(Referendum)もご案内。 
「人民投票」日本語版 URL :https://youtu.be/Skx5CP3lMLc 
「Referendum」英語版 URL: https://youtu.be/v0awSc25BUU 
Youtubeに2018年4月アップした「ラストコロニー西サハラ」もよろしくお願いします。 
「ラストコロニー西サハラ 日本語版URL:https://youtu.be/yeZvmTh0kGo 
「Last Colony in Africa]  英語版URL:  https://youtu.be/au5p6mxvheo 
 
WSJPO 西サハラ政府・日本代表事務所 所長:川名生十  2025年9月13日 
SJJA(サハラ・ジャパン・ジャーナリスト・アソシエーション)代表:平田伊都子 


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