2025年11月20日18時05分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=202511201805364

入管

ルカさんを忘れない 国会前でひらかれたキャンドル集会

 入管庁が今年5月に公表した「不法滞在者ゼロプラン」の廃止などを訴える集会が18日、国会前で行われた。「アジア太平洋人権保護ネットワーク」(NPHR)などが呼びかけた。 
 
 2022年11月18日、東京入管に収容されていたイタリア国籍のルカさんは、収容施設内で自ら命を絶った。この日はルカさんの命日である。集会に参加した市民らはキャンドルを手に、ルカさんへ黙祷を捧げた。 
 
 集会を呼びかけたNPHRのメンバーは、「入管はルカさんの死の責任を取り、そして今まで亡くなってきた全ての被収容者、当事者の方に真摯に向き合い、今の入管政策を根本から作り変え、全ての人の権利と尊厳が守られる社会を皆さんと一緒に築きたい」と訴えた。 
 
 集会には日本共産党の仁比聡平参院議員も駆けつけた。仁比議員はルカさんの死について、「あのような穏やかな方がどうして入管収容所で孤独に自死を選ばなければならなかったのか。ここに日本の入管制度と収容の底深い人権侵害の構図がある」などと入管行政を批判した。 
 
 入管庁はゼロプランを公表して以降、仮放免者や難民申請者に対する締め付けを強化している。ルカさんやウィシュマさんのような犠牲者を再び出さないためにも、入管庁は早急にゼロプランを含めたあらゆる制度を見直す必要がある。 


Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
  • 日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
  • 印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。