2026年02月01日21時23分掲載
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アジア
軍事クーデターから5年 在日ミャンマー人が都内で民主化訴えるデモ
2021年2月にミャンマーで軍事クーデターが発生してから5年となった今日、民主化を求める在日ミャンマー人らは東京・品川でデモ行進を行った。参加者たちはその後、同区内にある駐日ミャンマー大使館前に集まり、クーデターを主導したミャンマー軍政に対し抗議の声を上げた。
抗議デモでは、「国民に暴力をふるうミャンマー軍に制裁を」、「アウンサンスーチー氏とすべての政治囚を解放しろ」などと書かれたプラカードを掲げ、軍による暴力の停止と民主主義の回復を訴えた。
デモ行進に先立って開かれた事前集会では、日本政府に対する要請書が読み上げられた。要請書には、民主派を代表する組織「国民統一政府」(NUG)をミャンマー国民の正当な代表として公式に承認することや、軍の弾圧を恐れて帰国できない在日ミャンマー人に対し、緊急避難措置を引き続き付与し、十分な保護を行うことなどが盛り込まれた。
一方、ミャンマーでは昨年末から先月にかけて国軍による総選挙が実施され、軍系政党が圧勝した。しかし、この選挙は民主派政党を事実上排除した状態で行われており、完全な民主化を望むミャンマー市民の民意が反映されたものとは言えない。
ミャンマー軍政は、4月にも新政権を発足させる見通しで、ミンアウンフライン国軍総司令官が大統領に就任するとの見方が大勢を占めている。
民主化を望むミャンマー市民の意思が反映されないまま進む政権移行に対し、日本政府や国際社会がどのように向き合うのかが改めて焦点となっている。
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