2026年05月27日10時25分掲載
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環境
気候危機を記録する若者映画『大海のひとしずく』、クラファン終了目前で支援訴え
気候危機の現場を記録するドキュメンタリー映画を、若い気候アクティビストたちが自力で制作している。
気候危機を記録するムーブメント「record 1.5」が現在制作中の映画『大海のひとしずく』だ。しかし、その制作と全国上映に向けたクラウドファンディングが、終了を目前にしながら目標額に届いていない。
クラウドファンディングは5月29日まで。運営側は、映画を完成させ、全国各地で上映活動を広げるため、支援と情報拡散を呼びかけている。
作品では、横須賀石炭訴訟と、若者気候訴訟の現場を記録する。気候変動を「遠い未来の問題」ではなく、「今を生きる人々の暮らしや権利に関わる問題」として映し出そうとしている。
record 1.5は、気候危機をテーマに映像制作や発信活動を行ってきた若者主体のグループだ。これまでにも、COP27の現場を取材したドキュメンタリー『気候危機が叫ぶ Recording The People Voice』などを制作している。
今回の『大海のひとしずく』では、日本国内で進む気候訴訟の現場に焦点を当てる。
石炭火力発電や温室効果ガス排出の問題に対し、若者たちが気候危機を人権や暮らしに関わる問題として問い、声を上げる姿を追った作品だ。原告となっている若者自身の声や葛藤、運動の現場が記録されているという。
現在行われているクラウドファンディングでは、映画制作費に加え、全国各地での上映活動費、広報物制作費などを募っている。
record 1.5代表の山本大貴さんは、支援者向けメールで「多くの方と共に映画を制作し、上映活動を全国各地に広げていきたい」と呼びかけている。また、「資金以上に、本作をより多くの方に知っていただくことや、映画の上映活動を広げるために、情報拡散をお願いしたい」としている。
日本では、気候危機を扱ったドキュメンタリー映画そのものがまだ多くない。特に、当事者である若者たち自身が制作し、気候訴訟の現場を長編映像として記録する試みは珍しい。
一方で、独立系ドキュメンタリーの制作や上映は、慢性的な資金不足とも隣り合わせだ。大手配給会社やスポンサーを持たない自主制作作品では、クラウドファンディングや口コミによる支援が重要な支えになる。
映画『大海のひとしずく』のクラウドファンディングは5月29日まで行われている。
◯ クラウドファンディングページ
https://motion-gallery.net/projects/taikaino_hitoshizuku
◯ record 1.5公式サイト
https://record1-5.com/
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