2016年02月10日16時55分掲載  無料記事
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コラム

焼きみかん 木村結

  みかんを焼いて食べるのが流行っているようです。丸ごとオーブンで焦げ目がつくまで焼いて皮ごとがぶり。 
 
  早速やってみました。普段から「もったいない」を信条にしているので、内皮は「食物繊維、食物繊維」と有難がって食べている私。皮は他の柑橘系も全て洗濯ネットに入れてお風呂に浮かべて香りを愉しんでいました。 
 
  みかんは乾燥防止と見た目をツヤツヤにするため、スーパーで販売されているものにはワックスを吹き付けていた時代がありました。今はさすがにそんな処理はしないでしょうが。ただ、高級なみかんはどのような憂き目にあっているか知る由もありません。 
 
  焼きみかん、そうでした。幼い頃 子ども会の新年会の定番が焼きみかんでした。寒い板の間の公民館。唯一の暖房である七輪の周りにみんなで集まって、お餅を焼いたり、お菓子を食べたり。そこには必ず山盛りのみかんがあり、焦げないようひっくり返しながら、熱々のみかんを食べました。家には囲炉裏が切ってありましたが、そこでみかんを焼いて食べた記憶はありません。子ども会を指導していた誰かの好みだったのでしょうか。 
 
  ゴミをできるだけ出さないためにも、これからは皮ごと小分けに切ってサラダに入れたり、炒め物にもチャレンジしてみましょう。大好きなひとり鍋にも入れてみようかと考えています。真っ赤なトマトの隣にオレンジのみかんが漂っている鍋。考えただけでワクワクします。ひとりでなければ愉しめませんね。 
 
 
木村結 
東電株主代表訴訟事務局長 
 
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