2019年03月06日13時40分掲載  無料記事
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検証・メディア

ハーバービジネスオンラインに寄稿した上西充子教授のテキスト「小川淳也議員による根本大臣不信任決議案趣旨弁明を悪意ある切り取り編集で貶めたNHK」

 ハーバービジネスオンラインに寄稿した上西充子教授のテキスト「小川淳也議員による根本大臣不信任決議案趣旨弁明を悪意ある切り取り編集で貶めたNHK」が以下のリンクでインターネットで読むことができます。 
https://hbol.jp/187300 
  NHK「ニュースウオッチ9」(2019年3月1日放送)の小川淳也議員の発言を示した番組構成が文字に起こされて紹介されています。それに対して、実際の国会審議ではどうだったかを上西教授は比較して、それをもとに検証しています。このような意図的な編集・構成が国民の政治不信を作り上げている原因の1つとしてあるのではないか、と上西教授は問いかけます。 
 
 「これらの小川議員の指摘は、自民党の丹羽議員が言うように、『まったくもって理不尽な、反対のための反対』だろうか? NHKのニュース制作者は、この小川議員の指摘を聞きながら、丹羽議員が言うように、小川議員の演説が、『まったくもって理不尽な、反対のための反対』だと受け止め、その丹羽議員の指摘を報じたのだろうか? そうではなく、それぞれの主張を公平・公正に並べたのだというのなら、小川議員の指摘の要点をなぜ紹介しなかったのか。」 
(上西充子教授 ハーバービジネスオンラインへの寄稿「小川淳也議員による根本大臣不信任決議案趣旨弁明を悪意ある切り取り編集で貶めたNHK」より) 
 
  小川淳也議員(立憲民主党 無所属フォーラム)と言えば、今年の衆院予算委員会で厚生労働省の毎月勤労統計のデータの取り方の不自然な変更について、政府の関与を追及してきた野党議員でした。彼の丹念な調査や緻密な追及の仕方は国会審議を見た多くの人々に感銘を与えただけでなく、真実の解明に大きく貢献したのです。その意味で小川議員の演説を「反対のための反対」だと視聴者や国民に印象付けることができれば、小川議員をはじめ、野党議員が国会でこれまで行ってきた一連の疑惑追及自体を一言で否定することにもつながりかねません。 
 
 
 
■国会パブリックビューイングを見に行く 3  政府統計不正問題 緊急街頭上映(新宿駅西口地下) 2019年2月16日 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201902192219212 
 
■国会パブリックビューイングを見に行く  その2 〜国会を市民に『見せる』(可視化)から、市民が国会を『見る』(監視)に〜 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201902111906321 
 
■国会パブリックビューイングを見に行く 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201902062355103 


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