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   2021年07月31日20時07分掲載
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アジア
   【ミャンマーからの手紙】銀行は閉鎖状態、やっと賃金支払い用現金を用意 O・H生
    
   
    
     
      
       ミャンマー近況を、お伝えします。
   昨日(7月30日)、やっと工場の人達200名弱のサラリー支払い用の現金を用意出来、ホット一息つけました。  2月1日のクーデター勃発以後、銀行の事実上封鎖の事態となってから毎月のサラリーを用意する事に奔走して参りました。日系の銀行の日本人担当者の方たちも、殆どが日本又はシンガポールに退避されていて電話等を通じての依頼をしますが、ローカルの銀行はCDM等を理由に出金に応じてもらえません。(自分の預金が引き出せない=ペイオフ=通常で言えば”銀行破綻”)
   一部の工場ではやむを得ず給与振込みの方法で対応されていましたが、この場合には受け取った工員さんたちは5台に1台くらいの辛うじて稼動している銀行ATMで長蛇の列に並び(朝4時の戒厳令明けから並ぶ)運がよければ制限内のキャッシュを引き出せるという私の苦労を工員さんたちにたらいまわしするだけです。
   ミャンマーはやはりというか、予想した通りコロナが急激に襲い掛かり工場では10%くらいの人達が発症したと思われ、医療体制の壊滅−>崩壊を通り越しています。どこに依頼してもPCRのような検査をしてもらえない状況で2週間閉鎖をしました。工場には若い人が多いので、実際は無症状を含めれば30%くらいの人達に感染が及んでいると推測します。
   公表されている毎日の感染者の数字は本当の氷山の一角で、死者数もヤンゴンではゴミ焼却場で火葬(火葬とは称せない)している写真もSNS上で公表され、恐らくヤンゴン市内だけでも1000人前後の死者数と思われます。  ただ、これには落ちが有り軍政府は急遽火葬場を100箇所建設すると発表が有りました。旧ナチスを想起します。
   また、私の知人は60代前半ですが先日他界され、コロナによる日本人死者は2人となりました。  今、当地に残っている日本人は定かではありませんが500人から600人くらいと思われますが、70代の方が亡くなられた際にはもっぱら小生ではないかとご心配をいただいたようです。(私は、見るからに弱弱しく見える75歳です)
   一時の危険を孕んだ”一触即発”の状態はコロナの脅威には勝てずに落ち着いたかのように見えますが、各種情報が入り乱れどれが正しい情報か混沌とした睨み合いの状況が続いています。  唯一、今までに比べよい点といえば、私は自身でハンドルを持ちますが、車の交通量が激減し、かつての地獄の渋滞がなつかしいくらいのことです。  ただ、軍用車両が街中をパトロールしていますが、この車の後ろにつきますと後方警備の兵隊がいくつもの銃口を向けていますので、ただでさえ整備が放置された路面を走る際に誤って引き金を引いてしまわないかと少し恐怖を感じます。日本では銃口を向けられるような経験はまず稀少ですね・・・アメリカのジョンウエインかアルカポネを映画で見るくらいですか、、、
   今日は、取り敢えずサラリー支払いの心配から一時、解放されたので少し軽目の表現が有りました事をお詫びします。 実際、事態は本当に深刻です。 
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