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インタビューインタビュー農と食 背景に流通の寡占化、農家の経営難 昨今のコメ不足、繰り返される恐れ 大野和興氏に聞く
先月、日本のスーパーの棚からこつ然とコメが消えた。現在、品薄はやや解消しつつあるが、以前よりコメの価格は高値で推移している。この原因は何なのか。今回のコメ不足を今年5月の段階から予測していた農業ジャーナリストの大野和興(おおの・かずおき)氏に聞いた。(石山永一郎)(2024/09/12)
国際 パリの「立ち上がる夜」 市民が自前で広場に設置したテレビ局「立ち上がるTV」の人気インタビュアー Marjorie Marramaque
パリの共和国広場では夜ごとに市民が集まって様々な議論を繰り広げています。民主主義について。今、国会で議論されている労働法改正問題について。格差社会やパナマ文書について。男女間の差別や住宅問題について、難民問題について。そのほか様々。ここに小さな放送局が生まれ、毎日議論の模様をyoutubeで紹介しています。有志が民生用機材を持参してつなげた最小限のスタジオ。(2016/05/29)
文化 画廊主コリーヌ・ボネ氏 Corinne Bonnet(la galerie Corinne Bonnet) 芸術家と今の世界 Artists and the world
コリーヌ・ボネ画廊の創設者であるコリーヌ・ボネさんは今、フランスでテロによって高まってきているものものしく警戒的な空気に抵抗するための展示会を開催しています。「世界の源を見つめる16人の眼差し」という共同展示会です。画廊はパリのモンパルナスの近くにあり、現代文化の中で強い光を放っています。コリーヌさんは「芸術家こそ表現の自由の最後の砦であり、開かれた心の最後の砦であり、繊細な知性の最後の砦である」と語っています。(2016/02/23)
文化 音楽にかける青春 フランク・ルッソ(Franck Russo 29歳)「プラハの春」に入賞 クラシックに限らず幅広い音楽に挑戦中のパリの新進演奏家 J'ai toujours aimé les projets originaux et m'exprimer de toutes les manières possibles. (Franck Russo)
クラリネット演奏家のフランク・ルッソさん(Franck Russo, 29)は今、パリで活躍中の新進音楽家です。今年の5月には「プラハの春」クラリネット国際コンクールで3位に輝きました。クラシック音楽だけでなく、実に幅広い挑戦を続けているルッソさんに、これまでの音楽修行や今後の活動などについてお聞きしました。Q 今、どこに住んでいますか A 僕はパリ国立高等音楽院に進学して以来、パリに住んでいます。パリは信じられないような都会で、とくに芸術家にとっては発展を遂げるにはなくてはならない場所だと思います。この街で多くの大切な人に出会い、彼らのおかげで今日の自分があるのだと思っています。音楽の教授たち、友人、そして共演仲間たち。演奏仲間たちとは本当に親友になって、いくつものプロジェクトを実現できました。(2015/09/27)
文化 音楽にかける青春 アコーディオン奏者、ミラン・ルジェハークさん(21) 「アコーディオンは大きな可能性を秘めた未開拓の楽器」 'Accordion is an instrument with a great potential and with possibilities' (Milan Řehák)
まだ21歳ながらこの数年、パルドゥビツェ(チェコ)やプーラ(クロアチア)やサンクトペテルブルク(ロシア)などで開かれた国際コンクールで優勝を何度も経験しているアコーディオン奏者がミラン・ルジェハーク(MILAN REHAK)さんです。アコーディオンと言えばパリのミュゼットやアルゼンチンのタンゴなどがすぐに思い浮かびますが、チェコではどんな風にアコーディオンが演奏されているのでしょうか。アコーディオン奏者の新星、ミラン・ルジェハークさんにお聞きしました。Recently MILAN REHAK got first prize on several international accordion contests such as Pardubice(Czech), Pula (Croatia) or Saint Petersburg(Russia).He is still 20 years old. When we hear a word 'accordion',we associate musette of Paris or tango of Argentina.But what music is played in Czech with accordion? Then I interviewed a young accordion master of Czech, MILAN REHAK.(2015/08/09)
文化 音楽にかける青春 プラハの春・国際クラリネットコンクールで優勝した韓国の Sang Yoon Kim 氏
今年の五月、プラハの春・国際クラリネットコンクールで見事、第一位に輝いたのが韓国出身の青年、Sang Yoon Kim氏(27)でした。彼はいったいどのように音楽を磨いてきたのでしょうか?Sang Yoon Kimさんにインタビューを行ってみると、国境を越えてひたむきに音楽への夢を追いかけているひとりの青年の姿が見えてきました。Mr.Sang Yoon Kim, from South Korea, got the first prize on the international clarinet contest in Praha in May.He was 27 years old. I wonder how he developed his music so I interviewed him.(2015/08/04)
文化 音楽にかける青春 アンナ・パウロヴァー(クラリネット奏者) ’Now I cannot imagine my life without clarinet’ Anna Paulová
音楽の都プラハ。この街でチェコ人の若い女性クラリネット奏者アンナ・パウロヴァーさんは暮らしています。この春、プラハで行われたプラハの春・国際クラリネットコンクールでは二位に輝きました。まだ21歳の音楽学生ですが、素晴らしい演奏をしています。将来の期待できる新人です。今回、パウロヴァーさんにインタビューを行いました。Anna Paulova lives in Praha, the city of music. She got second prize in an international clarinet contest at Praha this May. She has big talent and has a bright future as a soloist. Then I interviewed her about her life with music and clarinet.(2015/08/01)
科学 STAP細胞の論文騒動について 〜ある研究者はこう見る〜 理化学研究所の小保方晴子氏らが英科学誌ネイチャーに発表した新しい万能細胞「STAP細胞」。しかし、その論文に様々な疑問が寄せられ、論文が撤回される方向に動いている。これをいったいどう見たらよいのか。この分野に詳しいある研究者に話を聞いた。(2014/03/15) 検証・メディア 英ガーディアン副編集長にウィキリークスとのメガ・リーク作業について聞く
昨年夏から年末にかけて、ウィキリークスと共同で一連のメガリーク報道を行った、英ガーディアン紙のイアン・カッツ副編集長に、作業の一部始終と編集方針を聞いた。(ロンドン=小林恭子)(朝日「Journalism」4月号などで一部紹介。)(2011/05/16)
検証・メディア 英調査報道センター所長に聞く ージャーナリズムが国家機密と格闘するとき(下) ロンドン市立大学に本拠地を置く、英調査報道センター(CIJ)所長ギャビン・マクフェイデン氏に国家機密とジャーナリズムについて、聞いてみた。米国人のマクフェイデン氏はウィキリークスのジュリアン・アサンジ代表と個人的に親しい人物の一人だ。(朝日新聞「Journalism」4月号掲載分に補足。)(ロンドン=小林恭子)(2011/05/15) 検証・メディア 英調査報道センター所長に聞く −ジャーナリズムが国家機密と格闘するとき(上)
国家機密に相当するリーク情報をメディアが入手したとき、これをいかに扱うべきだろうか。国家機密とメディアの関係について、ロンドン市立大学に拠点を置く非営利組織「調査報道センター」(CIJ)の所長で同大教授ギャビン・マクフェイデン氏に見解を聞いた。〔ロンドン=小林恭子)(朝日新聞「Journalism」4月号掲載分に補足したものです。http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=12525)(2011/05/14)
北朝鮮 日朝国交正常化運動の現状〜日朝国交正常化連絡会 石坂浩一共同代表兼事務局長に聞く〜 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の政権政党である朝鮮労働党が、1966年以来44年ぶりとなる党代表者会を開催した。形骸化が指摘されていた党組織を整理・強化したのは、健康不安を抱える金正日総書記に万一のことがあったときに備えるためだとか、三男の正恩(ジョンウン)氏に権力を引き継ぐためなどと様々な見方が飛び交っている。北朝鮮におけるこうした動きが、日本政府の関心事項である拉致問題や核・ミサイル問題の進展にどのような影響を及ぼすか。日朝国交正常化連絡会の共同代表と事務局長を兼任する石坂浩一立教大学准教授に、日朝国交正常化運動の現状や課題などを聞いた。(2010/10/28) 検証・メディア 英紙調査報道担当記者に聞く �� 「私たちに力がないわけではない」 英ガーディアン紙の調査報道記者デービッド・リー氏に、調査報道の現場について引き続き、聞いてみた。真実を明るみに出すには、非合法な手段を使うこともよしとするのかどうか?調査報道を引き継ぐための後輩の育成はどうやっているのだろうか?(ロンドン=小林恭子)(2010/09/29) 検証・メディア 英紙の調査報道担当記者に聞く �◆ 嵜佑�ガーディアンを買うのは権力を批判する記事があるからだ」 英ガーディアン紙の調査報道担当記者デービッド・リー氏に、ロンドンのガーディアン本社の一室で話を聞いた。ガーディアンは調査報道に力を入れている新聞の1つだ。リー記者がその名を広く知られるようになったのは、閣僚による武器調達収賄疑惑の報道だった。(ロンドン=小林恭子)(2010/09/25) 検証・メディア 英ガーディアン紙の調査報道担当記者に聞く � 崢敢妻麁擦論こΔ鯤僂┐詈�法だった」
英国で、新聞記者による調査報道はいつどのようにして始まり、実際に調査報道に関わっている記者はどのように取材を行っているのだろうか?そんな疑問を解くために、英高級紙ガーディアンの調査報道担当記者、デービッド・リー氏に聞いてみた。(ロンドン=小林恭子)(2010/09/24)
労働問題 社保庁「分限免職処分」撤回を求めて 全厚生闘争団と国交労連藤村本部に聞く 坂本正義 社保庁(現・日本年金機構)の「分限免職処分」(いわゆる解雇)の撤回を求めて裁判に立ちあがった全厚生闘争団の飯塚勇団長と国公労連闘争本部の川村好伸事務局長に、闘争団員の現状や今後の闘争方針などを聞いた。処分された多くの職員は貯金の切り崩しやアルバイトで生計を立てている実態を含め、さまざまな問題が語られた。民主党政権は「地域主権改革」により国の出先機関の廃止を進めるものと思われるが、そうなると他省庁でも分限免職処分が下される可能性が出てくるだろう。改革の行く末を占う意味でも、元社保庁職員たちの闘争を注目していきたい。(2010/09/10) 検証・メディア 英国出版事情を聞く 電子書籍コンサルタントの話�� 英コンサルタント会社「ブルー・ディープ・インターナショナル」のプリンシパル、ダンカン・クロール氏に英出版業界の現状とこれからを聞いた。(ロンドン=小林恭子)(2010/07/16) 検証・メディア 英国出版事情を聞く 電子書籍コンサルタントの話��
英国の書店に入って、日本とは状況が違うなとすぐ気がつくのが、本の値段が個々の書店によって違うことである。「再販価格維持制度」(ある商品の生産者または供給者が卸及び小売業者に商品の販売価格を指示し、これを遵守させる制度)が、1990年代の半ば以降、廃止されているためだ。競争が熾烈な英出版業界は、電子書籍の広がりにどう対応しているのだろうか?出版コンサルタントに話を聞いた。(ロンドン=小林恭子)(2010/07/15)
検証・メディア 英「エコノミスト」デジタル・エディターのインタビュー�◆ 屮薀ぅ丱襪�真似をするのは相当困難」 英週刊誌「エコノミスト」の好調の秘密を探し出すべく、デジタル部門の編集長トム・スタンデージ氏にロンドン本社の編集部内で話を聞いた。(ロンドン=小林恭子)(2010/07/06) 文化 ストリートでつながるポリネシア文化とヒップホップ、ポリネシアコミュミニティとLA
アイリ・イングラさんは、パプアニューギニアの血を引くオーストラリア人のアーティストだ。パプアニューギニアのログ・ドラムのマスターとしても知られており、また、ヒップホップ系のクランプ・バンド『グリラ・ステップ』を率いている。このバンドは世界で唯一、ポリネシア文化を取り入れたクランプ・バンドになる。今月初めに行われた音楽祭ウォームアド(WOMAD)のアデレード公演で、イングラさんに話をうかがった。(豪アデレード=木村哲郎ティーグ)(2010/03/14)
農と食 ある日突然土地が囲い込まれ、外国企業のプランテーションに カンボジアの農村で活動するJVC山崎勝さんに聞く いまアジア、アフリカ諸国で多国籍企業や産油国、食料不足国などによる農地の買い占めが進んでいる。そこに代々住み、耕して地域の人々の食料を作ってきた小農民が土地た水など地域の資源から引きはがされ,都市に流出と行った事態も目立ち,国連食料農業機構(FAO)も「新植民地主義」と警告を発するほどだ。そうした実態の一端を、日本の国際協力NGO、日本国際ボランティアセンター(JVC)のカンボジア事務所代表としてカンボジアの農村で活動する山崎勝さんに聞いた。(聞き手:大野和興)(2009/11/01) 二極化社会を問う 《ケースワーカーから見た生活保護行政》(3) 日常活動の積み上げで 例えば最終学歴が中卒で、字の読み書きが十分にできない方がいらっしゃいますが、そういう方をどこの企業が雇おうとするでしょうか?今は大卒の人でさえ就職がままならないというのに、高校を中退するなど学歴が無い人をどこが雇うでしょうか? 現在は、そういう人たちに「あなたは働かない」などと言えない時代だと思います。(坂本正義)(2009/10/06) 二極化社会を問う 《ケースワーカーから見た生活保護行政》(2) 水際作戦はとりたくないが… 申請窓口にいる職員は、「自分たちは、ちゃんと仕事をしている」という意識で業務を遂行しており、意図的に水際作戦を取ろうすることは少ないと思います。しかし、意図的ではなく、結果としてその行政慣行そのものが違法な場合もあります。(坂本正義)(2009/10/03) 二極化社会を問う 《ケースワーカーから見た生活保護行政》(1) 「生存権」の防人の悩み 貧困の広がりの中で、生活保護世帯が過去最多を記録している。しかしそれでも本来受けられるはずの人が受けられないというケースが多い。最後のセーフティーネットである生活保護行政はどうなっているのか、最前線で苦闘する自治体ケースワーカーの視点から、東京都の世田谷区職員で、ケースワーカーとして10年、スーパーバイザー(ケースワーカーを指揮監督する職員)として5年の勤務経験を持つ田川英信さんの話を聞いた。田川さんは今年春から東京自治労連で副中央執行委員長を務め、生活保護問題について講演を依頼されることがある生活保護問題のスペシャリストである。(坂本正義)(2009/10/01) 「日本国民は自民党にうんざりしており、民主党政権が誕生する」衆院選を豪大学教授が分析
衆院選の日程が決まった翌日の先月22日、全国紙オーストラリアンは、民主党への政権交代を予想した。それから数日、日本国内からの報道に目を通しており、30日の衆院選は「大きな選挙」になりそうな気配だ。よってこの機会に私は、日本政治の研究で国際的に知られるアデレード大学アジア研究センターのプルネンドラ・ジェイン教授に、衆院選の展望と今後の政局についての話を伺うことにした。なお、ジェイン教授も聞き手である私も、国籍はオーストラリア。このインタビューに日本の有権者は関わっていないく、質問や回答は全て「第三者の視点」だ。インタビューは先月末、アデレード大学にて英語で行われた。(豪アデレード=木村哲郎ティーグ)(2009/08/02)
アフガニスタンの将来を考えるー英中東専門家の見方:「米軍増派の効果は期待薄」 アフガニスタンに派遣中の英国兵士の戦死が相次いでいる。過去24時間で8人が亡くなり、アフガンで亡くなった英兵の総数は7月11日現在で、184人となった。これは2003年のイラク戦争での英兵戦死者数(179人)を超えている。一体何のために派遣されているのか、無駄死にではないのかと英国内では派遣に対する疑問の声が大きくなっている。「視点を変えるニュースサイト:ニューズマグ」に3月掲載された記事の中で、アフガン問題専門家は米英のアフガン増派に大きな疑問を投げかけた。ここに再掲載したい。(ロンドン=小林恭子)(2009/07/12) 中南米 コロンビアの環境活動家、イレーネ・ベレス(Irene Velez)さんと語る(下) 土地から排除され国内難民に 南米コロンビアから、FoE Japanの招きで「途上国における温暖化対策〜責任ある支援とは?」 というテーマのシンポジウムに参加するために来日したイレーネ・ベレス(Irene Velez)さんからコロンビアの状況について話を聞きました。その後半、イレーネさんはさまざまな開発や暴力によって多くの人びとが土地から排除され、国内難民化している状況を指摘、「いまこそ土地解放を」と強調しました。(聞き手・まとめ 青西靖夫)(2009/03/27) 中南米 コロンビアの環境活動家、イレーネ・ベレスさんと語る(上) 気候正義と先住民運動の連携が進んでいる 南米コロンビアから、FoE Japanの招きで「途上国における温暖化対策〜責任ある支援とは?」 というテーマのシンポジウムに参加するために来日したイレーネ・ベレス(Irene Velez)さんからコロンビアの状況について話を聞きました。イレーネさんはコロンビアのCENSAT-Agua Vivaという環境NGOに所属し、現在「気候正義:フスティーシア・クリマティカ」というキャンペーンを担当しています。今回はこの気候正義というキャンペーンに加えて、コロンビアの先住民族の動向やアグロ燃料政策についても話を聞きました。(聞き手・まとめ 青西靖夫)(2009/03/26) 捕鯨問題 《森川純酪農学園大教授に聞く》 鯨食は本当に日本の伝統文化なのか 「資源」論の枠を超えた論議を 水産庁は今月10日、捕鯨船団が11月中旬に南氷洋に向け日本から出港していたことを発表。捕鯨母船「日新丸」の離岸は11月17日、環境保護団体のグリーンピースが確認していたが、水産庁側はセキュリティー上の理由から公表をひかえていた。シーシェパードの抗議船「スティーブ・アーウィン号」も今月3日、オーストラリアのブリスベンから南氷洋へ向かっており、今夏も捕鯨シーズンが始まった。国際的な批判を大きく受けながらも捕鯨を続ける日本の真意は何なのか――。オーストラリアのメディアを通して「国民的な捕鯨文化が日本にはない」と述べている酪農学園大学環境システム学部の森川純教授に話をうかがった。(聞き手はアデレード=木村哲郎ティーグ)(2008/12/13) 福岡事件再審請求を支える古川龍樹・龍桃さんに聞く 宗派を超えた宗教者のネットワークで「死刑廃止」を訴える
熊本県玉名市に生命山シュバイツアー寺という変わった名前のお寺がある。死刑執行後の再審請求という日本で前例のない再審請求にはじめて取り組んでいる古川龍樹さんと姉の龍桃さんが営む。事件は敗戦から2年後の1947年に福岡市で発生、福岡事件と呼ばれている。同年5月20日夜福岡市博多区で、日本人と中国人の2人が射殺され、現金10万円が奪われた。強盗殺人容疑で計7人が逮捕され、うち2人が48年、福岡地裁で死刑判決を受け、56年に最高裁で確定。一人が執行された。残る5人のうち1人は控訴審で無罪が確定したが、藤永清喜さんら4人の懲役刑は確定した。05年に、元死刑囚の遺族と、無期懲役に減刑され仮釈放となった元死刑囚ら計三人が、「事件は拷問による『自白』を唯一の証拠にした冤罪(えん ざい)であり誤判」として福岡高裁に再審請求した。同寺の古川龍樹さん、龍桃さんは、死刑判決を受けた二人の教誨師で、47年間、この事件の真相を明らかにし、西氏の汚名を注ぐことに全力を傾けた僧侶、故古川泰龍氏の子息。二人はさまざまな宗派が集い、死刑廃止の呼び掛けをしている「死刑を止めよう」宗教者ネットワークのメンバーとして活動している。お二人の話を聞いた。(李隆)(2008/08/17)
G8 <G8サミット、残された課題は何か> NGOリーダーへのインタビュー(2) 気候変動問題、二極対立を超えたシステム作りを
「気候変動問題で躍進はなかったが、何も起こらなかった、という観点からは、被害を最小限に抑えるダメージコントロールができたかもしれない」と今回のG8サミットを評価する 大林ミカさん(NGOフォーラム・環境ユニットリーダー、環境エネルギー政策研究所)に、今後の課題と取り組みについてお話をうかがった。大林さんは国連を舞台に、先進国と途上国の溝を埋める作業が必要と指摘する。(木村嘉代子)(2008/08/10)
G8 <G8サミット、残された課題は何か> NGOリーダーへのインタビュー(1) 「世界の軍事費の2日分で約600万人の命を救える」
年一度の世界の祭ともいえるG8サミットが終わり、北海道・洞爺湖に静けさが戻って3週間。あそこで話されたことはなんだったのか、何をどう解決しようとしているのか、なにやらおぼろでさえある。そこで、市民の目線でG8への提言活動に取り組んだNGOフォーラムの環境、人権・平和、貧困・開発ユニットのそれぞれリーダーに、サミットの評価、残された課題、これからのNGOとしての取り組みについて話しを聞いた。第1回はNGOフォーラム「貧困・開発ユニット」リーダー、石井澄江(ジョイセフ)さん。(木村嘉代子)(2008/07/31)
コソボ独立宣言で「アルバニア人の衝突事件、起きる可能性」、「セルビアの夢が遠のいた」 セルビア南部コソボ自治州が、17日、念願の独立宣言を行なったが、コソボを独立国家として承認するかどうかで、欧州連合(EU)内が二手に分かれている。英国、フランス、ドイツ、イタリアなどは独立を歓迎しているが、国内に分離を望む少数民族を抱えるスペインやキプロスなどは承認反対の姿勢を取る。当事国セルビアやその後ろ盾的位置にあるロシアは、国連安保理の新決議なしの「一方的な独立宣言」は「国際法違反」と非難している。欧州問題専門のリチャード・ホイットマン英バース大学政治学教授は、アルバニア人を巻き込む紛争が起きる可能性を指摘し、また、セルビアにとっては、米国と欧州主要国が支援するコソボ独立に頑なな態度を示した結果、EU加盟への夢が遠のいたと分析する。果たしてコソボ独立はEUが言うところの「地域の安定」をもたらすのかどうか?現状と今後の動きについて聞いた。(ロンドン=小林恭子)(2008/02/20) 英労働党系シンクタンク事務局長に聞く:「国民は『消費者の嘆き』で政治を語ってはいけない」 9月末、当時17歳だったエミリー・ベンさんが、英下院選の最年少の立候補者に抜擢され、国内外で注目を集めた。当初10月頃に予定されていた総選挙がもし実行されていたら、18歳の国会議員が誕生していた可能性もあった。英国では、若者層の政治参加を促すため、昨年、下院議会への立候補最低年齢を21歳から18歳に引き下げたばかりだ。選挙権の最低年齢18歳を16歳に下げようという声も根強い。低年齢化の支持が広がる背景や日英の選挙事情の違いを、労働党系のシンクタンク、フェビアン協会のスンダー・カトワラ事務局長に聞いた。(ロンドン=小林恭子)(2007/10/24) 「真夜中の弥次さん喜多さん」の脚本・演出を手がけた天野天街さん
日本の現代演劇の傑作、KUDAN Project(くだんプロジェクト)の「真夜中の弥次さん喜多さん」が11月3〜5日の3日間にわたりクアラルンプールで公演を行なった。「くだんプロジェクト」はフィリピン・マニラの公演の後、クアラルンプールで公演を実施したが、同劇団が東南アジアで公演を行なうのは今回が初めて。クアラルンプールでの公演では3日間で合計約350人が観劇した。(和田等)(2006/11/07)
トヨタイズムの裏側で労組つぶし フィリピントヨタ労組の闘いに世界から支援の輪
「トヨタイズム」や「カンバン方式」をモデルに世界の産業界を席巻してきたトヨタ自動車。年間1兆円を超える営業利益を誇り、経団連のポストをはじめ広告業界を通じたメディアへの支配力も含め、その影響力はとどまるところを知らない。そのトヨタ本社に今年8月、フィリピントヨタ労組のエド・クベロ委員長が、解雇された233名の組合員の復帰と補償を求めて交渉に訪れた。今回の訪日で明らかになったのは、超優良企業とは名ばかりのトヨタ自動車の門前払いに等しい慇懃無礼な対応であった。なぜトヨタはフィリピンに進出し、現地で何を行ってきたのか。労組つぶしだけではなく、フィリピン政府を手玉に取るトヨタの地域支配の実態までクベロ委員長に余すことなく語っていただいた。(「労働情報」特約)(2006/09/14)
途上国でのテニス普及に意欲的な伊達公子さん マレーシアでも講習
マレーシアで福祉や環境の支援に力を入れている独立行政法人・国際協力機構(JICA)が、支援活動の一環として元テニスプレーヤーの伊達公子さんをマレーシアに派遣した。8月9〜14日にかけて派遣された伊達さんは、クアラルンプールでは車いすテニスの指導、トレンガヌでは知的障害児向けテニス講習にあたった。伊達さんは今後も途上国の子供たちにテニスを教えることに意欲を見せた。(クアラルンプール=和田等)(2006/08/15)
「イラク戦争は間違い」「ブレアは辞任するべき」 軍体験を著した元英兵が心情を吐露
【プレストン(英北西部)12日=小林恭子】内戦状態になっているイラクには、現在約8000人の英兵が駐留している。2003年3月のイラク戦争開戦当時、英兵士の大部分は戦争の意義を信じていたが、現在ではほとんどが懐疑的、あるいは否定的な見方に変わっているという。3年間の軍隊体験を本にしたスティーブン・マクログリン氏も心変わりをした一人だ。英軍での体験自体は「誇りに思う」としながらも、イラク戦争は「間違った戦争」であり、この戦争を開始したブレア首相は辞任するべき、と主張する。「政治家たちに裏切られた思いだ」と言うマクログリン氏に、英北西部プレストンにある氏の自宅近くで話を聞いた。(2006/07/12)
「期待以上の反応に驚き」 東南アジアで劇団公演をした平田オリザさん
劇作家・演出家の平田オリザさんが主宰する劇団「青年団」(1983年結成)演じる「東京ノート」の東南アジア巡回公演を6月下旬から7月にかけて行っている。公演地はバンコク、クアラルンプール、ジャカルタの3か所。クアラルンプール公演に訪れた平田さんにインタビューし、東南アジア公演の感想などをきいた。(クアラルンプール=和田等)(2006/07/08)
「途上国拠点に360度の視点を持つ国際放送局に」 ビデオジャーナリストの募集も検討 アルジャジーラ英語版社長に聞く
カタールの衛星テレビ・アルジャジーラが間もなく、英語放送を開始する。開局から今年で10年目を迎えるアルジャジーラは、アラビア語圏で人気が高い。英語放送は新たに発足した「アルジャジーラ・インターナショナル」が提供する。カタール・ドーハを拠点とする同社のナイジェル・パーソンズ社長(55)によると、英語放送は「360度の視点を持つ国際放送局」を目指すという。ロンドンに出張中のパーソンズ社長に、放送開始までの秒読みの状況と編集方針に関して聞いた。(ロンドン=小林恭子)(2006/04/20)
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