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2006年05月05日10時36分掲載
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根津教諭の「君が代」拒否
停職処分の説明を怠る都教委の唖然とする実態
卒業式での「君が代」拒否で東京都教育委員会から停職3ヶ月の処分を受けた、根津公子教諭(鶴川二中)は都教委に対して、処分について都民に納得のいく説明を行なうよう求め続けている。しかし、いまだに回答はない。では、この問題を同委員会はどのように審議しているのか。同教諭の報告は、石原都政の唖然とする無責任ぶりと、停職「出勤」中の同教諭からその実態を知らされた都民の驚きを明らかにする。(ベリタ通信)
根津公子です。
お近くの方には、都教委に対する行動の呼びかけをさせていただきます。
毎週1回都庁前でチラシまきと、署名提出 をしています。次回は5月8日です。8時、第1庁舎前集合でチラシまき、10時30分から署名提出と教育情報課から回答を聞くことを行います。
ご参加くださる方は、お知らせください。
(1)は、前回の署名提出の報告と教育委員会定例会の傍聴報告です。参加者の一人が書いてくれました。
(2)は停職「出勤」日記(5)です。
(1)
4月21日(金)a.m9:30 都庁第1庁舎 25F会議室
今日は前回の署名提出時に約束が取り付けてあったので、30人ぐらいの席がある大きな会議室に通された。相手方はこの4月から赴任した教育情報課の黒田課長と引き続き担当の馬場さん。こちらは、根津さんを含めて8名。
まず、黒田課長から「今までの署名は、人事部職員課と教育政策室、指導部指導企画課に知らせてある」と説明があった。この課長は前回のM課長のように感情をもろに出してくるタイプではなさそうだ。しかし、肝心なことはひと言も言いそうにない用心深いタイプに見受けられた。受け取りたがらない男たちパターンその2ってとこか?
こちらからは次のように要望した。
� 嵶濱儔箪貼菠�はやめてほしい。こんな処分を出しているのは他の県教委にはない。」
こういう訴えをしている署名を受け取りながら、『適正に判断している。回答は控えさ せていただく』では、何の回答にもならない。人事部職員課の課長と会って話す場を設定して欲しい。
�■碍遑隠各�に1回目の署名を渡してあるのに、3月31日には「停職3ヶ月」の処分書が出ている。教育情報課はただ署名簿を所轄に回すという仕事だけでなく、我々の要望にきちんと答えて欲しい。
��処分はどんな規定の下に何処で決めているのか。都民の立場から聞きたいことをきちんと情報として知らせてくれないと教育情報課の存在意義はないではないか。
以上の3点を要望し、署名250筆(合計15,727筆)を渡し、結局、5月8日(月)に再度会う約束をしてきた。
ところが、後日4月27日(木)に都教育委員会の定例会に「懲戒処分の見直し案について」の議題が出るということで、傍聴して驚いた。
この日に話し合った会議室と同じ大きさの教育委員会室には、5人の教育委員(木村、米長、高坂、鳥海、内舘)の後ろに、70〜80人の教育委員会職員がずらっとすし詰め状態で座り、教育委員の話を唯々諾々と頭を垂れて聞いているのだ。
こういう異常な状態の中で、「懲戒処分の見直し案」は提案され、議論もなく通るのです。
その案には、「処分量定の加重:過去に非違行為を行い懲戒処分を受けたにもかかわらず、再び同様の非違行為を行なった場合は量定を加重する。」という文言がある。
しかも、高坂正尭教育委員は「今朝のサンケイ新聞には、懲戒処分の見直しが載っていたが、私の読む朝日にも、日経にも載っていない。もっと量定加重についてしっかり周知徹底を。」という発言をする。それに対して、提案部署の職員は答えもしないで、会議は進む。
嗚呼なんということだ!! こういう教育委員会の空気があってこそ、ああいう教育情報課の対応が生まれてくるのだ。
5月8日の署名提出には、大勢の人が結集されたし!!
(2) 停職「出勤」日記(5)
5月2日(火)
昨日今日と続けて鶴川2中へ。
1日は文字通りの五月晴れ。気温も朝から高かった。寒いのは堪えるが、多少の暑さは気にならない。陽に照らされた柿の若葉がまばゆい。風にやわらかに揺れ、おいしそう。今を過ぎると食べられなくなっちゃうな…などと思う。鶴川二中の周辺は緑が多く、1ヶ月の間に木々や草花が次々に変化を楽しませてくれた。
顔なじみになった園児のお母さんとおしゃべりをし、また、何人かの方と挨拶を交わした。次にはお年寄りの男性2人の話の聞き手を長い時間していたら午前中が過ぎてしまった。Aさんの友人のまた友人のBさんがお弁当を差し入れてくださった。持参したお弁当は夕食に回し、炊き込みご飯と季節の野菜をおいしくいただいた。
犬の散歩をしていた60代後半くらいの女性が足を止め、プラカードに目をやっていらっしゃる。そこにまたもう一人が加わった。急に理解ができないように見えたので、「停職にされたのは、私です」と言うとびっくりされ、「なぜ、そこまで石原都知事はするんでしょうね」「ひどい世の中になっていくのが怖い」とおっしゃる。
新聞報道で知ることが、停職処分を受けてここに立つ私を見てはじめて実態として知ることになるのだと、実感する。「不起立で教員を処分」という報道に接しても、顔が想像できない報道では、人々の記憶には留まらないのだろう。
この1ヶ月で、と言っても数えてみると鶴川二中前に「出勤」したのは7回。それでもかなりの道行く人に、都教委のしている事実の一端を報せることはできたのではないか、と思う。
放課後は、学校周りをランニングする生徒たちを眺め、時々おしゃべりをし、一日が終わった。
2日は一転して、雨。時々激しく打ち付け、雷が発生。ちょうどそのとき私を訪ねてくださった近所にお住まいのCさん宅に一時避難させてもらった。午後はDさんが訪ねてくださった。
昨日今日訪ねてくださったご近所にお住まいの3人の方は、私がここに異動にならなければ、出会うことのなかった方々だ。この数年、次々に異動と処分を繰り返しされることによってたくさんの方との素敵な出会いがある。
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