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2006年09月13日13時14分掲載
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シンガポール政府が28人の入国を禁止
【星日報特約13日】国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会会議開催直前の11日、シンガポール政府・警察本部は8団体28人の入国を禁止すると発表した。
シンガポール警察は関係国の大使館を通じて、28人に入国禁止の通達をしたという。それでも、シンガポールへの入国を図る者が出ると想定されるため、警察・入官が空港・港湾、マレーシアと結ばれているウッドランドとトアスの税関で28人をきびしくチェックし、入国を阻む。
なお、10日夜までに入国を認められた認可団体は261、総数508人。これを受けIMF・世界銀行が承認している市民社会団体(ACSO)の代表約500人は、IMF・世界銀行年次総会開催期間中(9月12日ー20日)にサンテックシティーの指定集会場で抗議集会などを行う予定だ。
シンガポール警察は安全上の理由から街頭での集会・デモを一切禁じた。その代わりに、会議場の一角に538平方フィートの空間を集会場として設置した。1回に120人ぐらい入れるスペース。
シンガポール警察は10日までに、国会ビルや戦争受難者慰霊碑など、サンテックシティー付近のいくつかの建物、広場を鉄柵で囲む作業を終えた。警備態勢は万全のようだ。
一方、野党・シンガポール民主党(SDP)のチー・ソーンジュアン書記長が10日、ラッフルズシティー・ショッピングセンター付近で、IMF・世界銀行年次総会開催に向けたデモ・集会を16日に行なうので参加するよう市民に呼びかけるチラシを配布した。
チー書記長はデモ行進・集会開催申請を8月23日と28日に警察に申請したが、2回とも却下された。これにめげず、デモを強行する考えらしい。
チラシによると、参加者はフォンリム公園に参集して、国会ビルーサンテックシティーを通り、大統領官邸まで行進する計画。
チー書記長の呼びかけに応えてこのデモに参加することのないよう、警察は一般市民に注意を促している。
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