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2007年05月13日00時55分掲載
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インドネシア文化の影響残る東ティモール ポルトガルの番組は不人気
【クアラルンプール13日=和田等】ポルトガル植民地、その後はインドネシアの占領という苦しい歴史を乗り越え、2002年に独立を果たした東ティモール。9日に、大統領選挙の決選投票が行なわれ、ノーベル平和賞の受賞者でもあるラモス・ホルタ首相が当選を決めた。その東ティモールで、かつての占領者であるインドネシアへの文化が根強く残っているという。
決戦投票が実施された翌日の10日、インドネシアの英字紙ジャカルタ・ポストに「東ティモール:インドネシア文化の前哨地?」と題するアブドゥル・カリク・ディリ特派員による記事が掲載された。
記事によると、ホルタ首相の選挙戦最後のイベントで流れた音楽は、欧米のヒットソングではなく、インドネシアの伝統音楽ダンドゥットの大御所、ロマ・イロマの曲「トゥラジャナ」だったという。
支持者がこれを歌い、踊った。支持者の青年たちにインタビューしたところ、好きなアーティストとしてインドネシアのバンドや歌手の名前が次々に出てきたという。
同特派員はディリでタクシーに乗ってもレストランに入っても、インドネシアの音楽がかかっていると書き、これは東ティモールでインドネシアの影響が消え去っていないことを物語っていると記している。
ディリの住民は、ディリ市内の家屋から突き出たパラボラ・アンテナによってインドネシアとオーストラリアのテレビ番組を視聴できる。
同特派員は「ディリ市民の多くは東ティモールで唯一の放送曲RTTL(東ティモール・ラジオ・テレビ放送局)の番組は(地元言語のテトゥン語による)朝晩のニュースを見るぐらいで、(公用語の)ポルトガル語の番組に変わるとチャンネルを、RCTIやSCTV、メトロTVといったインドネシアのテレビ局に変えている」と述べている。
庶民の間ではポルトガル語の番組は今でも、不人気のようだ。逆に東ティモールでは今もインドネシア語を話せる人が多く、インドネシアの文化が根付き続ける要因になっている。
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