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2007年08月23日11時03分掲載
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ロワイヤルVSパリ市長?:仏・社会党首選挙
来年秋に新たに選出されるフランス社会党の党首の座をめぐって、早くも駆け引きが始まっている。今春の大統領選挙で惜敗したセゴレーヌ・ロワイヤル氏が再起に意欲を見せているほか、現職のパリ市長のベルトラン・ドラノエ氏の名前も浮上している。最近の世論調査によると、ロワイヤル人気にかげりが見える中、ドラノエ支持が高まってきた。(及川健二)
早々と出馬を表明しているロワイヤル氏は、党の執行部が党の全方針を決定するやり方に批判的だ。そのため社会党を「市民参加型の政党」にすると掲げ、党員の意見が反映される体制にすべきだと考えている。
ただ、大統領選挙後も高い支持を得てきたロワイヤル人気にかげりが出始めている。イフォップ社が8月17日、18日に有権者957人を対象に電話で行った政治家の好感度調査では、ロワイヤル氏に「悪い印象を持っている」と答えた人が52%だった。
これに対し、「好印象を持っている」と答えたのは43%にとどまった。ロワイヤル氏は同様の調査ではこれまで常に好感度が高かったが、国民に「飽き」が出てきたようで、人気を下げているようだ。
一方で、人気が高まっているのが同性愛者だと公言しているパリ市長のベルトラン・ドラノエ氏だ。同調査でドラノエ市長に好感を覚えていると答えた人は63%で、社会党の政治家の中では人気が最も高かった。党内部では新しい顔としてドラノエ市長を党首に推す声が強い。
しかし、ドラノエ市長は来年4月のパリ市長選挙に出馬する。ドラノエ市長は前回の選挙では保守陣営の分裂による漁夫の利を得て当選した。与党の国民運動連合は今回、人気の高いフランソワズ・ドゥパナフュー下院議員を市長候補に選出している。保守陣営の候補者が一本化されることになり、ドラノエ市長にとって厳しい選挙戦が予想される。
とはいえ、大臣経験のある有力者を相手に当選した場合、ドラノエ人気を証明することになり、一気に党首待望論が強まりそうだ。
社会党の党首は各地域から選出された代議員の投票によって選ばれる。
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