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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2009年04月30日09時55分掲載
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メキシコに近いサンディエゴも一段と警戒 豚インフルエンザに大学生も感染か
メキシコで多発している豚インフルエンザは、世界的に感染が広がる恐れが出ている。その中で米国でも29日死者が出た。メキシコから治療のために米テキサス州に訪れていたメキシコ人の2歳の幼児で、新型インフルエンザの死者が米国内で確認されたのは初めて。世界保健機関(WHO)はジュネーブで29日、豚インフルエンザへの警戒水準を世界的な大流行「パンデミック」を意味する「フェーズ6」の一つ手前である「フェーズ5」に引き上げたばかり。「フェーズ5」は「パンデミック」発生の危険性が高いことを示す水準。米国内で死者が確認されたことにより、感染者が多発しているメキシコに国境を接しているカリフォルニア州南部のサンディエゴでも感染の広がりへの警戒心が高まっている。(サンディエゴ・江田信一郎)
今のところ、カリフォルニア州では、豚インフルエンザの感染は14件に上っている。同州南部サンディエゴ市は人口120万人。メキシコ国境へは車で20分程度と近接している。国境からは毎日のようにメキシコ人の多数が国境検問所を通じて車や徒歩で米国に出入りしている。
2歳児の死亡が確認されたテキサス州もメキシコと国境を接しており、仮にメキシコで猛威をふるっている新型インフルエンザの毒性が強いような場合には、米国内での感染の広がりが懸念される。死亡した2歳児の感染経路は今のところ不明だ。
サンディエゴから車で北へ15分程度のラホーヤ市では、62歳の女性がインフルエンザの症状で死亡しており、当局が豚インフルエンザの関連性を調査している。
サンディエゴ州立大学(学生数3万5000人)が29日に学生の保護者に送った緊急電子メールによると、28日に大学内の学生保健施設で治療を受けた学生が新型インフルエンザに似た症状を呈しているという。学生は大学内の宿舎には入っていない。症状は命にかかわる状態ではないが、大学側は、学生に対し、インフルエンザの症状が消えるまで学内に戻らないように通知した。
サンディエゴでは大きなショッピングセンターは普段どおり開いており、マスクをつけて自衛するというような光景は見られていない。しかし、今後の事態の動き次第で、何らかの健康への不安が拡大する可能性もある。
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