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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2009年12月30日00時21分掲載
中東
21世紀の魔女裁判 「フセインさえ倒せばいい」ブレア元英国首相 文:平田伊都子 写真:川名生十
2009年12月11日からイラクの首都バグダッドで、世界第三位埋蔵量を誇るイラク石油の入札が行われた。<日本石油資源開発>もマレーシアの石油企業合同体と共同で、サマワに近い油田の一つを落札させてもらったとか。しかし、今回の南部油田入札で一人勝ちしたのは、勿論、英国だ。英国は南部油田のためにイラクに侵攻しイラク南部に駐留したのだから、南部油田落札は当然、予定の行動に違いない。米英によるイラク戦争勝利品の山分けは、20世紀初頭の植民地分割に酷似して、世界制覇意識まる出しだ。「大量破壊兵器などないことが分かっていてもフセインは倒した」と、イラク戦争主犯格の一人、ブレア元英国首相は石油落札にタイミングを合わせて、うそぶいた。3年前の2006年12月30日、そのフセインは米英の予定どうりに首を絞められた。二大国が創作した<フセイン魔女裁判>の嘘を暴いて、イラク戦争の非合法性を考えてみる。
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1−フセインのチラシ:「皆の衆、さらば、、」と、左にフセインの辞世がのぞく。提供はヨルダン弁護士会。
2−ジヤド弁護士の来日プレスコンフェランス:左から二番目がジヤド弁護士、右端が筆者、外国人特派員クラブにて。
3−ドレイミ弁護士(右)とジヤド弁護士(左):ヨルダンの首都アンマンにあるジヤド弁護士事務所で打ち合わせをする二人
4−ブシュラ弁護士と筆者:レバノンのブシュラ弁護士は岡本公三裁判にも関わった超ベテラン
5−<悪魔のダンス>:2006年に徳間書店が出版。イラク戦争勃発直前にフセインが書き上げた、最後の小説
6−フセイン自筆の手紙:2006年11月4日、フセインが裁判長に宛てた決別書。「、、好きにしろ!、、くたばれ卑怯者、、フセイン大統領.国軍最高司令官
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