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   2017年09月28日14時02分掲載
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政治
   自民党と希望の二大政党時代で「日本会議の国」誕生へ 国難を理由とした与野党連立政権(安倍=小池=前原挙国一致内閣)もあり得、安倍首相夫妻もこれで安堵
    
   
    
     
      
        民進党が日本会議のメンバーである小池百合子党首の「希望」と実質的に合流したことで、安倍首相の自民党とともに日本会議の要人がいずれも党首をつとめる二大政党時代の可能性が出てきた。日本会議から見れば安倍でも小池でも改憲によって、国民主権を返上し、天皇を中心とした君主制国家に移行することができる。安倍も小池もみな戦後民主主義を終わりにするための同志だ。これで衆院選で二大政党となれば長年、コツコツ右傾化に努力してきた日本会議の一人勝ちということになるだろう。国難を理由とした与野党連立政権(安倍=小池=前原挙国一致内閣)もあり得、安倍首相夫妻もこれで安堵できる。たとえば小池首相、安倍防衛相、前原外相、小沢経産相である。この内閣で改憲に成功したら、国難打破のために以後選挙は当分(数十年)ないかもしれない。
    民進党の前原代表は政権奪取のために名を捨て実を取る、と言っているそうだが、問題は最大野党が昨日生まれたばかりの小党の前に膝を屈し、所属議員が踏み絵を踏まされ、もっと重大なことは小池氏の政治見解が曖昧なままなのに、地方在住の民進党員や有権者の理解を得ないまま、ほとんど一存で前のめりになって党を合流させていく姿勢である。少なくとも唯一言えることは関東大震災での虐殺を無視する小池氏は日中戦争や第二次大戦に関しても歴史修正主義者であろうことだ。そうした極右政治家を頂く政党「希望」に選挙で勝つためならどんなことでもためらわない、と合流を決断した民進党の前原党首は実際には自身が小池氏と同じ歴史観なのだろう。歴史観が異なる政治家であればそのような行動は不可能だ。前原的なものは小池的であり、同時に安倍的なものなのである。
    唯一本当の希望があるとすれば、民進党という不健全で曖昧な政党が消滅することが決まったことである。このことだけは長期的に見れば意外と大きな野党再建の足がかりとなるだろう。何よりもまず精神の健康にとってよい。二度有権者を裏切った民主党=民進党的なものは今後、この国に必要ない。もう二度と出てくるな。民主主義の最大の敵は安倍首相ではなく、毎回相貌を異にする鵺(ぬえ)的な政党である。
 
  ※鵺 (ぬえ)
   『平家物語』などに登場し、サルの顔、タヌキの胴体、トラの手足を持ち、尾はヘビ。文献によっては胴体については何も書かれなかったり、胴が虎で描かれることもある。また、『源平盛衰記』では背が虎で足がタヌキ、尾はキツネになっており、さらに頭がネコで胴はニワトリと書かれた資料もある(ウィキペディア) 
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