2026年3月28日、暫くポリサリオ戦線西サハラ指導部から外されていたバシール・ムスタファ・アルサイード(75)が、国民評議会議長として復活しました。バシール氏は西サハラ建国の英雄エル・ワリの実弟で、兄エルワリが建国の年1976年6月9日に戦場で敵機に蜂の巣にされて以来、兄の遺志を西サハラの人々と継いで、半世紀にわたって西サハラの独立を目ざし、戦ってきました。 トランプ氏の後押しでモロッコが西サハラを自治州として併合する動きがあるなか、国連西サハラ人民投票実現を目指していたバシール氏の復帰は、心強いものがあります!
�々駭∩躄餬莎帖.▲侫螢�奴隷時代の賠償: 2026年3月25日、ニューヨーク国連本部での国連総会は、<大西洋奴隷貿易とアフリカ人の奴隷化を人道に対する最も重大な罪の一つに分類する>決議を採択した。123か国が賛成し、アメリカ、イスラエル、アルゼンチンの人種偏見三か国が反対した。日本、EU加盟国や英国を含む。植民地主義を反省しない52か国が棄権した。 決議案を提出したジョン・マハマ・ガーナ大統領は、「この歴史的な決議は、人類の大罪を忘却しようとする愚かな行為への歯止めになる」とし、「この決議を、痛みを伴う過去に向き合い、影響を受けた子孫のため、正義に向かうより広範な取り組みの出発点としよう」と、虐げられた奴隷の子孫を鼓舞した。 アントニオ・グテーレス国連事務総長は、「奴隷制の遺産が今日も不平等を形作っている」と述べた。彼は、「かつて人種差別的イデオロギーがこの取引を正当化し、社会に深い痕跡を残し続けている」と、強調し、「より多くの国がさらに踏み込んだ行動を起こすことが必要だ。」と訴えた。 この決議は、193国連加盟国に対し、正式な謝罪、子孫への補償、人種差別と闘う政策、略奪された文化遺産の返還など、具体的な措置を取るよう求めている。法的効力はないが、賠償正義を求める声に強力な弾みをつけた。 国連総会のアフリカ奴隷問題に関する決議は、欧州列強の残酷な植民地主義と戦ってやっと独立を勝ち取った多くのアフリカ諸国にとって、大きな道標になった。110年以上におよぶフランスとの独立戦争に勝利したアルジェリアを中心に、アフリカ大陸では植民地主義に対する賠償金請求の大きなうねりがますます広がっている。
�▲�バマが訪れたガーナの奴隷島: 白人至上主義のトランプ米大統領は、黒人も有色人種も移民も毛嫌いする人種差別主義者だ。トランプ現大統領は、オバマとミシェル元大統領夫妻の頭をチンパンジーの頭に置き換え、からかった。米国民はトランプを強く非難した。みんな、オバマが好きだ! 2009年7月12日、第44代米大統領バラク・オバマは家族と一緒に、 ガーナの首都アクラから160キロ離れた海岸にあるケープコースト城を訪れた。1653年に作られ、奴隷制時代の悪名高い城だ。多くの黒人が鎖につながれ、この監獄に閉じこめられ、米国に向かう船に強制的に乗せられた。 <帰らざる扉>とあだ名される積み出し口をのぞき込む二人の娘を、オバマは黙ってみていた。数時間後、ガーナ国会議員の、「Yes、You Can イェス、ユー キャン」コールが響く中、オバマ・アフリカ系アメリカ大統領は演説をした。 「あの城は、世の中に邪悪(pure evil)が存在することを知らしめた。現在も存在するそのような邪悪に対抗して戦わなければならないことを教えてくれた。そして風は、常に人類の進歩に向かって吹くということを悟らせた」 「私には、アフリカの血が流れている、、アフリカの未来はアフリカ人にかかっている。腐敗と圧政を振り払い、貧困と疾病に対抗して闘わなければならない。みなさんの歩みに、米国はパートナーとして、友人として、ともにいることを約束する」 24時間にもみたない、大統領就任後初のアフリカ訪問だったが、ガーナ国民の熱い歓迎を受けた。テレビの放送では、「アフリカの輝く息子オバマ」という言葉が流れた。 国営紙デーリー・グラフィック(Daily Graphic)は、「オバマ大統領、おかえりなさい」と、大きな見出しを載せた。 オバマ氏はまだ64才、もうすぐ80才のアフリカをパートナーや友人 と認めないトランプ現米大統領を何とかしてください!「Yes, You Can!!」
��「お帰りなさい!バシール・ムスタファ・サイード!!: SADR(西サハラ・アラブ民主共和国)の創設者でカリスマ的独立運動指導者の故エルワリの実弟バシール・ムスタファ・サイードが「SNSでしか引退表明ができないのは、残念だ、、」と、難民キャンプ唯一のリベラルなMAPインターネット情報サイトに投稿した。2,3年前のことだ。バシールが姿を隠すと、MAPもニュースの発信をしなくなった。 「我々、西サハラ遊牧民はハリネズミになって砂漠に潜り、災難をやり過ごす」と、筆者はバシールから聞かされていた。砂漠の民の底力を信じつつ、が、イスラエルの指導を受けたモロッコ暗殺部隊が気がかりだった。2016年にアジズ西サハラ大統領が病死し、国連人民投票を嫌うモロッコは、ブハリ西サハラ国連代表とハッダードMINURSO(ミヌルソ国連西サハラ人民投票監視団)調停者の二人を病死と称し、消した。 そして、モロッコは、2020年12月10日にトランプから<モロッコの西サハラ領有権承認>を裏取引で入手し、国連人民投票に代わる<西サハラ・モロッコ自治領>案を既成事実化していくようになる。 2025年10月31日、モロッコとトランプ政権のウォルツ国連大使は、国連安保理メンバー国に働きかけ、西サハラのモロッコ自治州案を力で安保理決議2797に盛り込んだ。モロッコはトランプ次女の婿の親父マサド・ブーロス商売人を西サハラ紛争会合議長に頼み、ウオルツ米国連大使とデミストラ国連事務総長個人特使を共同議長にし、秘密の会合をワシントンで二回、マドリッドで二回、西サハラ会合を持った。記念撮影も記者発表もなく、スペインのSNSが流した情報を、西サハラ、アルジェリア、モロッコ、モーリタニア、多分国連の記者も共有するしかなかった。トランプ一族が仕掛けたまやかしの会合だった、、 モロッコの西サハラ自治案が、モロッコの思惑通り秘密会合で決まりそうになり、西サハラ国連人民投票が消滅しつつある時に、突然、バシール・ムスタファが復活した! バシールこそが、西サハラの代表としてモロッコ国王故ハッサン二世と直接交渉し、1991年に西サハラ国連人民投票和平案を承認させた仲介人だった。そして、1999年には、国連西サハラ事務総長個人特使でベーカー元米国務長官とジョン・ボルトン元トランプ大統領顧問が中心になって国連西サハラ人民投票が実施される予定だった。 しかし、同年1999年、ハッサン二世・モロッコ国王が病死し、後継者のムハンマド六世は、国連人民投票を嫌い、2003年のイラク戦争を境に、国連人民投票への高揚した気運がしぼんでいった、、 2004年にベーカー国連事務総長個人特使が辞任し、米外交官クリストファー・ロス(2009~2017オバマ政権時代に就任)を始め数人が後を継いだが、国連西サハラ人民投票は実現できず、トランプ政権から壊滅寸前に追い込まれている。
他国の大統領にケチをつける気は全くないのですが、あまりにも日本が振り回され日本庶民の生活が追い込まれていく毎日が続くと、、「何とかしてくれ!」と、オバマ元大統領やアメリカ人民に叫んでしまいます。 こんな酷い他国迷惑な大統領を選んだアメリカ人には責任があります。 日本政府は、米大統領がやらかした戦争による損害額を速やかに算出して、日本の庶民に公表してください!
――――――――――――――――――――――――――――― 「サラー西サハラ難民アスリート」の出版情報です。 著者:平田伊都子、写真構成:川名生十、画像提供:アマイダン・サラー、SPS、 定価:本体1,800円+税、 発行人:松田健二、 発行所:株式会社 社会評論社、東京都文京区本郷2―12―9、クランディ―ルお茶の水201 電話:03-3814-3861 同じ「社会評論社」が出版してくださった「ラストコロニー西サハラ(2015年)」、「アリ 西サハラの難民と被占領民(2020年2月)」にも、お目を通してください。 ―――――――――――――――――――― Youtube2018年7月アップの「人民投票」(Referendum)もご案内。 「人民投票」日本語版 URL :https://youtu.be/Skx5CP3lMLc 「Referendum」英語版 URL: https://youtu.be/v0awSc25BUU Youtubeに2018年4月アップした「ラストコロニー西サハラ」もよろしくお願いします。 「ラストコロニー西サハラ 日本語版URL:https://youtu.be/yeZvmTh0kGo 「Last Colony in Africa] 英語版URL: https://youtu.be/au5p6mxvheo
WSJPO 西サハラ政府・日本代表事務所 所長:川名生十 2026年4月3日 SJJA(サハラ・ジャパン・ジャーナリスト・アソシエ「ーション)代表:平田伊都子
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