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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2026年08月26日16時04分掲載
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スポーツ
ラオスの少年サッカーチームが世界を制す 2026 U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ観戦記
今年も夏の恒例行事となったワーチャレの季節がやってきた。12歳以下のサッカーワールドカップと呼ばれる40チームが千葉県蘇我に集結し、8月21日〜24日まで熱い戦いが繰り広げられた。国内各地の予選を勝ち抜いた33チームに加え、世界各国から7チームが出場。その筆頭はスペインのバルセロナ、そしてアジアからはインドネシア、ミャンマー、ラオス、中国、台湾にメキシコを加えた各国の精鋭たちだ。(押手敬夫)
▽内戦下のミャンマーからも ワーチャレは今年で14回目を迎えた。今夏のワールドカップで活躍した日本代表の久保建英選手や、優勝したスペインのラミン・ヤマル選手、パウ・クバルシ選手らはこの大会から世界へ向け羽ばたいていった。 私は今年も内戦下のミャンマーチームの応援に連日出かけた。前日に到着した18名の選手たちは、長旅の疲れを見せず初戦の浦和レッドダイヤモンズジュニア戦に臨んだ。埼玉をホームタウンとする浦和レッズは、Jリーグ創設当初からの名門チームで、今回の対戦相手はその下部組織、間違いなく強敵である。 ミャンマーチームは全国から選び抜かれた選手たちだが、チーム結成からまだ日が浅く、本格的な試合をするのは実は今日が初めてである。 試合が始まり意外にもミャンマーの選手たちが一方的に攻め立てている。前半に2点を先取し、予想外の展開に応援する我々もやや驚いている。しかしそこは地力に勝る浦和レッズ、後半で2点を入れ返し初日は強敵相手に2:2のドローの勝ち点1で終わった。 初日に2試合を消化したインドネシアとラオスは2勝し、早々と決勝トーナメント進出を決めた。ミャンマーは明日行われる2試合のどちらかに勝つことが必須となった。 そして迎えた翌日、朝から天気が優れず、雨雲レーダーでは夕方から雷交じりの雨予報だ。蘇我駅に着くと同時に雨が強くなり、時々雷鳴が轟き嫌な雰囲気になってきた。今年から熱中症警戒アラートが発令されると、日中の試合ができなくなるため、どの試合も夕刻から開始されることになったが、この季節はこうした雷が迷惑なことになっている。規則上、雷が鳴るとその後30分間は試合ができないことになっており、私が会場に着いた時は、試合を待つチームはすべてスタジアムの軒下に避難していた。 ひたすら待つこと1時間半、ようやく雷は頭上から去り、今夜は1試合のみ25分一本勝負の特別変則ルールで試合が行われることになった。 会場に着いてから3時間以上、軒下でずっと待機していた選手たちは一斉に弾かれたように元気よくグラウンドに飛び出していった。 決勝進出をかけた大事な一戦の相手は福岡を拠点に九州予選を勝ち抜いたFC LIBERTA福岡U-12、彼らは前日にJリーグ下部組織の一つ、湘南ベルマーレアカデミー選抜を2:0で撃破している。ミャンマーチームはこの日も健闘するも、互いに一進一退を繰り返し、25分間は瞬く間に過ぎ0:0のスコアレスドローとなった。 特別変則ルールのため、3試合目の湘南ベルマーレ戦は行われず、ミャンマーと勝ち点で並ぶ浦和レッズと同率2位のため、決勝進出はくじ引きで決めることになった。 お互いのキャプテン同士が引いたくじは浦和が「2」ミャンマーは無情にも「3」だった。この瞬間にミャンマーの予選敗退が決まり、キャプテンのへイン君は思わず涙を流したが、すぐに相手キャプテンに拍手と握手をして、立派なスポーツマンシップを見せ会場を去った。
▽絶対王者バルセロナ対初出場ラオス ここで決勝トーナメント進出チームが確定し、バルセロナは順当に勝ち進む一方インドネシアとラオスが対戦し0:3でラオスが勝利。この2チームはその後準々決勝、準決勝を制し、ついに決勝で相まみえることになった。 この大会で既に7回の優勝を飾る大本命、バルセロナに対しラオス代表のMazda GB FCは大会初出場。客観的に見てもバルセロナ優勢と思うことは不思議ではない。因みにバルセロナに唯一日本人選手がいる。西山芯太君は9歳から名門バルセロナチームで活躍して久保2世と呼ばれる天才少年だ。 ここまで大会18得点無失点の絶対王者バルセロナを相手に、東南アジア予選を勝ち上がりこの大会でJリーグ下部チームを次々破ってきたダークホースのラオスとの頂上決戦。前半が開始され、その西山君が放つ25mのスーパーミドル弾などで早々2点を先取しハーフタイムとなる。そして後半の25分が始まると、バルセロナはこれまで同様に大幅なメンバー交代を実施し、西山君もベンチに下がった。前半と見違えるような動きを見せたラオスはここから大逆襲を開始した。まるで先程とは別のチームのように活発な動きを見せ、次々ゴールネットを揺らし終わってみれば3:2でラオスが奇跡的な大逆転で初の栄冠に輝いた。
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ミャンマーチーム


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