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2003年03月23日17時20分掲載
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聖なるプレッツェルの予言 ブッシュ気絶の菓子はフランス発祥 ホワイトハウスに送る反戦サイト登場
【東京23日=河合敦】プレッツェルはすべてを予言していた。昨年、ブッシュ・アメリカ大統領が喉に詰まらせ、気絶させたこの菓子はフランス産だったのだ。安保理拒否権よりも強力な「秘密兵器」をブッシュ大統領に送ろうー。イラク戦争に反対するフランス人グループがインターネット上に「プレッツェルをブッシュに」と題するサイトを立ち上げ、ホワイトハウスにプレッツェルを大量に送る運動を始めた。
サイトを見る限り、決してジョークではなく、プレッツェル購入代金の一部は世界の貧困家庭の子供の援助に充てるという本気の運動のようだ。
サイトを立ち上げたのは、「NO WAR PROTECT CHILDREN」(戦争反対─子供たちを守ろう)と呼びかけているグループで、サイトは英語とフランス語で読める本格的なもの。同サイトによると、運動に賛同する人がネット上でプレッツェルを買い、「秘密の場所」にプレッツェルは蓄積された後、ホワイトハウスに一気に送られるらしい。購入代金は1袋7ユーロ(約880円)で、その一部は世界の貧困家庭の若者や子供の育英資金などに充てられるという。
もともと子供のための援助活動を行っていた団体が思いついた運動らしく、サイトにはこの運動を「歴史的イベント」にすると書かれてある。
同サイトによると、プレッツェルはフランス東部、ドイツ国境に近いアルザス地方が発祥地。一説によると、先ケルト時代からあった菓子で、人々が天空の惑星の動きを練り菓子の形にとどめようとして生まれた。キリスト教の十字架と太陽の軌道が混ざり合って生まれた神と太陽のシンボルとの説もあるという。
ブッシュ大統領は昨年1月、ホワイトハウスでアメリカン・フットボールのマイアミ対ボルティモア戦を観戦中、ビールのつまみに食べていたプレッツェルを喉に詰まらせ、意識を失って倒れた。医師が駆けつけた時に大統領は既に意識を取り戻していたが、倒れた際に左頬を打ち付けてあざを作っている。夢中でプレッツェルをほおばりすぎたのが原因とみられている。
その約1年後、この菓子の発祥地フランスは、アルザス地方と国境を接するドイツとともに、安保理で戦争阻止の立場からアメリカと激しく対立、シラク大統領はブッシュ大統領を気絶させるには至らなかったが、世界的反戦運動の旗手となった。
プレッツェル送付運動には、世界情勢を予言したかのようなこの菓子を平和のシンボルにする狙いがあるようだ。
同サイトは「戦争に反対し、ブッシュ政権の政策に反対するが、アメリカ人と敵対するつもりはない」と自分たちの反戦運動を位置付けている。
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【関連】サイト「ブッシュにプレッツェルを」
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