・読者登録
・団体購読のご案内
・「編集委員会会員」を募集
橋本勝21世紀風刺絵日記
記事スタイル
・コラム
・みる・よむ・きく
・インタビュー
・解説
・こぼれ話
特集
・人類の当面する基本問題
・検証・メディア
・アジア
・中東
・国際
・コラム
・入管
・文化
・農と食
・難民
・普天間問題
・核・原子力
・みる・よむ・きく
・欧州
・イスラエル/パレスチナ
・環境
・反戦・平和
・外国人労働者
提携・契約メディア
・AIニュース
・司法
・マニラ新聞
・TUP速報
・じゃかるた新聞
・Agence Global
・Japan Focus
・Foreign Policy In Focus
・星日報
Time Line
・2024年04月18日
・2024年04月17日
・2024年04月15日
・2024年04月14日
・2024年04月13日
・2024年04月12日
・2024年04月11日
・2024年04月10日
・2024年04月09日
・2024年04月08日
|
|
2004年07月13日01時45分掲載
【欧州移民新世紀(12):スペイン編1】モロッコ移民の「パラレルワールド」 社会に溶け込む姿勢は薄く
「移民を憂える国」第1位は英国、第2位はスペイン?。欧州連合(EU)による最近の世論調査は、スペイン人の二人にひとりが移民問題を懸念していることを示した。移民問題は、1975年に独裁政権から民主主義に移行し、1982年にようやく現憲法ができたスペインにとって、80年代半ばから始まった新しい問題である。人口4000万人の国に、145万人の外国人が住む現実に、国民はまだ慣れていない。特に、移民の10%を占める隣国モロッコからの移民に対して、スペイン社会はデリケートな反応を示す。地元主要紙は、相互理解の必要性を再確認するような内容の特集をたびたび組んでいるが、実際は、スペイン社会に関心を持たないイスラム教徒と、移民はスペイン社会に溶け込むべきだと考える市民の間に溝ができている。(マドリード=山上郁海)
|
全文の約 7% を表示しています。
購読期間をご確認下さい。
[読者登録をする] [購読料を支払う]
転載について
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。
|
|
13世紀に建てられたイスラム教モスクを改装したカトリック教会
教会の鐘楼。かつては朝夕の祈りの声(アザーン)を村中に響かせていた
14世紀のアーチ型門の内側に刻まれた文様とアラビア文字
3点ともスペイン中央部トレドにて撮影。トレドは711年よりイスラム教の支配下に置かれた。レコンキスタ(国土回復運動)により1086年にカトリックに征服された後もイスラム教の勢力は強かった。ユダヤ人も多く、3つの宗教が共存していたことで知られる。1492年にグラナダが陥落しレコンキスタが終了すると、今度は厳しい異端審問が行われ、多くのイスラム教徒はモロッコ北部に逃れた。 モロッコ北部の多くの町では今もスペイン語が頻繁に使用されている。
|