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 橋本勝21世紀風刺絵日記
 
 
 
 
 
 
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 | 2006年12月28日13時25分掲載
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 米でグアテマラ出身の女性に売春強要、一斉摘発で4人逮捕
 
    
     | 中米グアテマラの若い女性らに対して、米国にいい仕事口があると言葉巧みに誘い、米国に入国後には、売春婦として働かせていた4人の女性が逮捕された。4人はいずれも同じグアテマラの出身で、同国に若い女性をリクルートする人間を置き、不法に米国に送り出していた。だまされた女性たちは、逃げれば殺すぞと脅され、売春を強要されていた。(ベリタ通信=江口惇) 
 米紙ロサンゼルス・タイムズによると、米連邦捜査局(FBI)、米移民当局、労働省、ロサンゼルス市警(LAPD)が12月20日、売春の舞台として使われていたロサンゼルスの家やアパート6カ所を家宅捜索し、同時に4人を逮捕した。
 
 逮捕されたのはグラディス・バスケス・バレンスエラ(36)、それに彼女の姉妹であるジャネッテ(25)、アルベルティーナ(48)。もう一人はアルベルティーナの娘のマリア・ビセンテ(27)。他にバスケス・バレンスエラのいとこのマリベル・バスケス・バレンスエラも当局が行方を追っている。20日の捜索で、10人の女性を保護した。
 事件が明るみに出たのは3カ月前。売春を強要されていた二人が、顧客の男性の助けで逃げ出すことに成功し、その後警察に通報したため、捜査が開始された。
 
 このうちの一人の女性Aは、グアテマラで「チェペ」と名乗る男から米国行きを誘われた。男は米国に子どもがおり、レストラン経営をしていると話し、仕事を助けているくれる女性を探していると述べた。また米国で働けば多額の収入が得られるので、女性に対し、グアテマラの娘に送金ができると持ちかけたという。
 
 この条件に同意したAは、バスと徒歩で20日間かけてメキシコ国境を越えて、ことし2月に米テキサス州に入った。そこに男女の二人が待っており、車でヒューストンからロサンゼルスに運ばれた。
 
 ロサンゼルスで、バスケス・バレンスエラといとこのマリベルが、仲介業者に対し、Aと、もう一人一緒に連れてこられた女性の分として、1600ドルを支払ったという。
 
 バスケス・バレンスエラのアパートでAは、旅費として1万ドルの借金があるといわれ、金がないなら売春婦として働くよう強要された。
 
 ことし4月30日にAと別の女性Bが、客の男性の手助けで脱出に成功、警察に通報した。女性Bは、17歳だった2005年10月、「チェペ」から、自分の娘がロサンゼルスで貴金属店をやっている。働けば自給20ドルになると誘われた。
 
 しかし、米国に不法入国した後、一味の女性から売春を強要された。Bは泣きながら、そんな仕事はしたくないと抗議したが、1万ドルの借金があると告げられたという。
 
 Bは一度逃げようとしたが失敗し、一味の4人の女性から殴る蹴るの暴行を受けた。4人の女性たちは、逃げれば、Bの家族を殺し、Bの脚を切断するなどと脅した。他にも苦情を申し立てる女性も、殴られたりした。
 
 逮捕された4人の女性は、裁判で有罪になれば、最高で禁固10年が宣告されるという。
 
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