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2009年01月12日21時51分掲載
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NNNニュースダイジェスト
イスラエルのガザ攻撃17日目 905人が死亡
【ガザ12日NNN=クウェート通信】イスラエルのパレスチナ自治区ガザ地区に対する攻撃が17日目に入った12日、ガザ地区北部で1人の子どもと2人の女性を含む5人のパレスチナ人が空襲で殺され、これまでの死者は905人になった。
目撃者によると、5人はガザ市東部のザイトウン地区とガザ北部のジャバリヤ難民キャンプで死亡した。
一方、イスラエルの航空機はジャバリヤの民家を攻撃、男性1人、その妻と子供1人が死亡、数人がけがをした。ザイトウン地区の空襲では男性1人とその妻が殺された。
カマル・アドァン病院の医療関係者によると、3人のパレスチナ人が死体で運び込まれ、5人がけがで運び込まれた。
保健省緊急救急部のムアウィヤ・ハサナイン部長によると、死者は905人に達し、けが人は4000人以上になった。けが人の半分以上は女性と子供。同部長によると、11日だけで41人のパレスチナ人が殺された。
イスラエルの戦車は、ガザ市で民家に対する砲撃を続けた。目撃者によると、ガザ市の東部と南部、ジャバリヤの東部、ガザ地区の北部で激しい衝突があった。
イスラエルの航空機はザイトウンとジャバリヤの民家に向けて白リン弾を発射、建物を破壊したが、犠牲者はいなかった。
F16戦闘機はガザ北部の家を攻撃し、戦車はトゥファ地区にあるモハマド・アルデューラ病院を砲撃したが、犠牲者はいなかった。
目撃者によると、イスラエル軍はハンユニスの東のカザーに侵入しようとしたが、激しい抵抗にあった。
イスラエルの航空機はガザとエジプトの間の国境地帯を攻撃した。
一方、イスラム・聖戦の軍事部門であるアルクッズ旅団は、イスラエル南部に向けてロケット弾2発を発射したと主張、イスラエル側も確認した。
アルクッズ旅団とパレスチナ・ワシ旅団は、ハンユニスの東のアブサンでイスラエル部隊に砲弾3発を撃ったと主張した。
ハマスの軍事部門のアルカッサム旅団は、キリヤート・ガトでミサイル弾を発射したと述べた。
(ベリタ通信編集部翻訳・編集)
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