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2011年04月14日11時02分掲載
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アジア
新華社がマレーシアにアジア本部を設立へ
中国の国営通信・新華社が今後2年間に2億リンギ(約54億円)を投資してクアラルンプールにアジア本部を開設する。マレーシア工業開発庁(Mida)のジャリラ・ババ長官が明らかにした。クアラルンプールにはすでに、カタールの衛星放送局アルジャジーラも英語放送のアジア支局を開設しているが、アラブ社会の立場からタブーなき報道をめざす同放送局と、当局による規制が強い新華社では大きな違いがある。(クアラルンプール=和田等)
新華社は、ネグリ・スンビラン州ニライにあるカレッジと共同でジャーナリストの研修にも取り組む計画だ。
新華社はまた4月中旬、マレーシアの最大手銀行、マラヤン・バンキング(メイバンク)と共同で、マレーシアと東南アジア諸国連合(ASEAN)の最新ビジネス・金融ニュースを中国語で提供する金融・ビジネスに関するウェブサイト「新華(シンファ)08マレーシア」を開設した。Midaでは、新華社がウェブサイトに日々刻々掲載するマレーシアに関するニュースを通じて、中国語を話すコミュニティーに生の情報を伝え、中国企業のマレーシアやほかのASEAN諸国への投資を呼び込むことを期待している。
同庁のジジャリラ長官によれば、2010年末までに中国企業がマレーシアの製造業に投資した累計額は2億米ドル(160億円強)に達するが、新華社のニュースを通じてマレーシアの露出度が上がることで投資額がさらに20%増えると見込んでいる。
2011年1−2月期の中国企業によるマレーシアの製造業に対する投資額は2270万リンギ(約6億1300万円)となっている。
東日本大震災の打撃により日本からの投資に期待できない状況になっているだけに、アジアにおける投資・経済面での中国シフトに拍車がかかるのが確実になっているが、このたびの動きもそれを象徴する事象といえそうだ。
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