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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2012年11月25日13時32分掲載
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アフリカ
【西サハラ最新情報】TICAD-5へ西サハラを招待しましょう! 平田伊都子
2013年の6月1日から3日まで、横浜でTICAD-5(第5回アフリカ開発会議)が開かれます。2012年3月21日、日本外務省は<TICAD-5事務局>を開設し、11月15日から17日まで、アフリカのブルキナファソで高級実務者会合も開きました。
「アフリカ開発をテーマとする日本主導の政策フォーラム(国連、世界銀行、AUアフリカ連合委員会等が共催)-3月21日外務省発」と、日本最大級の国際会議だと謳い、アフリカ54か国の参加を目指しています。しかし、AUアフリカ連合の正式加盟国で、アフリカ第55番めのRASD(サハラ・アラブ民主共和国)は今回も招待しないようです。そこでSJJA&WSJPOは、TICAD-5への西サハラ招待を目指し、主催者である日本外務省に働きかけ始めました。
(1)2012年10月23日、西サハラ難民キャンプでアオマル西サハラ首相と会い、日本政府からTICAD-5参加要請が来ていないことを知る。TICAD-5に参加を要望する首相に、SJJAはRASD(サハラ・アラブ民主共和国)からの正式要請書簡を求めた。
(2)11月11日、RASD(サハラ・アラブ民主共和国)からTICAD-5への招待を要請する正式書簡が玄葉光一郎外務大臣宛てで、SJJAに届いた。鳩山由紀夫元首相と生方幸夫民主党西サハラ問題を考える議員連盟会長の名が併記してあった。
(3)議連会長の某女性秘書が「私が外務大臣面会をアレンジします」と受けたので、外務大臣面会陳情書を作成して某秘書に送る。某秘書が玄葉外務大臣を<現場外務大臣」と書いたり「私が(議連と民主党の?)代表」と急変するので不安がよぎり、今野東議連事務局長の福田秘書と西サハラ応援団の高里氏に同行を依頼する。
(4)11月21日午後1時50分、某秘書が指定した外務省正面玄関受付に福田秘書と高里氏と筆者が集合。午後2時、外務省中東第一課との約束時間がきてもアレンジの某秘書現れず。電話すると「今駅に着いたところなんで、先に行って、」との返事。
(5)そして、面会室に現れたのは、外務大臣でもなければ政務三役でもなければ中東第一課課長でもなければ上席専門官でもなかった。女性事務官は開口一番「西サハラのことはよく知っているので説明はいりません。日本は西サハラを承認していないことはご存知ですね!」とのたもうた。萎える心に鞭打って、なぜ日本で西サハラ問題を取り上げる必要があるのか、なぜTICAD-5に日本を参加させて欲しいのかを説明している最中に、何度も時計に目をやって、「たくさん他の陳情も抱えているので早く終わりにしてください」と言い、「簡単に大臣に会えるわけがないでしょ!」とか「承認してないから西サハラ招待はあり得ません」とダメ押しをした。
選挙が終わったらもう一度仕切りなおしだと、福田秘書と高里氏と筆者は別れました。が、このままだとせっかく送ってきた西サハラ首相のTICAD-5参加要望書簡は反故になってしまう」と、筆者は焦りました。書簡の宛先は玄葉光一郎外務大臣になっていて、選挙が終わっても玄葉光一郎氏が外務大臣でいるかどうか、、はなはだ疑問だからです。
たいして名案も浮かばないまま、パソコンを開きました。
するとケトランジ駐日アルジェリア大使から下記のメールが入っていたのです。
「浜田和幸外務大臣政務官が間違いなく西サハラ首相の書簡を外務大臣に送ってくれた」
これでやっと、「TICAD-5へ西サハラを招待する事」の要請を本格化するスタート台につくことができました。浜田政務官、アルジェリア大使、ありがとう!
WSJPO 西サハラ政府・日本代表事務所 所長:川名敏之 SJJA(サハラ・ジャパン・ジャーナリスト・アソシエーション) 代表:平田伊都子
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転載について
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
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写真は:2012年10月23日アオマル西サハラ首相と筆者、西サハラ難民キャンプで。
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