・読者登録
・団体購読のご案内
・「編集委員会会員」を募集
橋本勝21世紀風刺絵日記
記事スタイル
・コラム
・みる・よむ・きく
・インタビュー
・解説
・こぼれ話
特集
・入管
・市民活動告知板
・国際
・人権/反差別/司法
・農と食
・核・原子力
・文化
・欧州
・アジア
・イスラエル/パレスチナ
・反戦・平和
・教育
・沖縄/日米安保
・難民
・医療/健康
・環境
・中東
・スポーツ
・司法
・政治
・コラム
提携・契約メディア
・AIニュース
・司法
・マニラ新聞
・TUP速報
・じゃかるた新聞
・Agence Global
・Japan Focus
・Foreign Policy In Focus
・星日報
Time Line
・2024年09月17日
・2024年09月16日
・2024年09月14日
・2024年09月13日
・2024年09月12日
・2024年09月10日
・2024年09月09日
・2024年09月08日
・2024年09月07日
・2024年09月06日
|
|
2017年03月26日12時51分掲載
無料記事
印刷用
核・原子力
【たんぽぽ舎発】原発守って、国ほろびる 安倍首相、仏国原発企業救済に600億円 柳田 真
安倍首相が訪問したフランスで「日本とフランスの原子力産業の連携で合意」した。アレバと関係の深い三菱重工と日本原燃がアレバ救済に約300億円ずつ(合計600億円)出資することにきまったという。フランスの著名な原発企業・アレバは前々から三菱重工と深いつながりがあり、アレバは今、経営的に大ピンチと聞く。
東電救済のため「福島第一原発の事故処理など膨らむ原発費用」を国民に負担させよう、電気料金として徴収しようという、悪質な経産省−安倍政権が、フランスの原発企業救済にはおどろくべき「気前の良さ」だ。
なぜか?三菱重工業も財政は苦しいときく。船で大赤字を出し、空でも飛行機で大赤字を出し、原発でも米国企業から訴えられて、150億円ちかくのお金を支払うことになった。日本原燃も六ヶ所再処理工場の建設おくれで大赤字。こんな2企業がよく約300億円ずつもフランスのアレバに出せるものだ。ふつうでは考えられない。隠された背景・理由は何か?
安倍首相は日本の社会保障費を抑制・削り、生活保護費も抑制し…と日本国民の生活にはとても冷たいが原発企業には気前が良い。防衛費(軍事費)も彼が総理になって以降、グングン伸びて今や5兆円を突破している。米国トランプの先をいっている。
なぜだろうか、−特になぜ原発・核にこだわるのか?彼が少し前の自民党政権の副幹事長だったとき、早稲田大学の講演で「日本も小型原爆をもてる」と学生たちに発言した事実(講演記録)が残っている。
日本も核武装する(原爆を持つ)ことは日本の支配層の長年のおもいであった。その原爆を日本が持つためには、原発産業がどうしても必要(日本に原発産業がなければ原爆も作れないから)、自公政権はこの野望のため、過去40年近くの原発開発史の中で、税金を延べ約10数兆円も原発にそそいできた(小泉好延氏の計算)。ここをも射たないと、 日本の原発推進勢力とその背後の野望をくじけない。
原発守って、国(日本)ほろびる。そんな未来をみたくない。原発早期ゼロをめざして力を合わせよう。第1級の課題だ。
|
転載について
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。
|
|
|