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   2017年09月04日21時52分掲載
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アジア
   フィリピン、ドゥテルテ大統領の麻薬撲滅戦争で警察は未成年者まで射殺
    
   
    
     
      
       ドゥテルテ大統領の麻薬犯罪対策で未成年者までが警察に射殺されていることがフィリピンで問題になっている。高校生キアン・ロイド・デロス・サントスさん(17才)が先週、警察の手で殺された事件で上院は聴聞会を開き審議したが、警察当局は正当防衛を主張。国際人権団体アムネスティ国際ニュースは「市民の警察への信頼が落ちるところまで落ちている」と報じている。(大野和興)
   フィリピンでは昨年6月、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領が就任、麻薬犯罪対策に乗り出した。それ以来、数千人が警官によって殺害されている。アムネスティは独自の調査をもとに、犠牲者の多くが、超法規的処刑に当たる手段で殺されたこと、また、圧倒的多数の犠牲者が、最貧地区の住人であることなどの事実を調べ、公表してきた。また、「子どもの法的権利と開発センター」によれば、大統領就任後の1年間で、少なくとも31人の18才未満の若者が、警察や自警団に殺害されているとも、同ニュースは報じている。
   8月24日に開かれた上院聴聞会でこの問題が取り上げられ、「麻薬撲滅戦争」と呼ばれる麻薬掃討作戦で、警察が未成年者に対しても無謀な対応を変えず、多数の死者を出していることが明らかになった。聴聞会では、高校生キアン・ロイド・デロス・サントスさん(17才)が、警察の手で殺された事件への対応が協議された。この事件に対して警察は正当防衛を主張しているが、殺害時の映像や目撃者の証言とは食い違っていたこともあり、警察への激しい批判が沸き上がっている。
   アムネスティは市民の怒りを沈めるには、当局が、容疑者を容赦なく撃ち殺す作戦に終止符を打ち、法に則った捜査に徹するしかないとして、「サントスさんを殺した警官を特定し、法の裁きを受けさせなければならない。当然ながら、他の犠牲者についても、関係したすべての警官らを、同様に司法の手に委ねなければならない」と主張している。
   同時にアムネスティは、オンブズマン事務所などの独立した機関による速やかで徹底した調査を、政府に強く求めている。 
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